TENET テネット【★★★☆☆】

世の中がコロナに侵され、新作映画の公開が激減する中で大きな話題を作ったクリストファー・ノーラン監督のSF超大作TENET テネット、ついに観ましたよ!

1度観ただけでは意味が分からず、何度も映画館に足を運ぶ人が続出なんて触れ込みもありましたが、この年間50本もの洋画を観ている僕にかかれば1発で全て理解出来るぞと鼻息フガフガ鳴らしながら鑑賞しました。


結果は言うまでも無いですね。
何故なら、年間50本など勝ち誇って言うようなことでは無いからです。

はい、分からないこといーーっぱいです。

唯一確かなことは、主演のジョン・デヴィッド・ワシントンのヒゲが余りにも美しいということです。
ほんと、絵に描いてもそんな綺麗にならんやろってくらい、ぴっしーーーって整ってて黒い。
特にモミアゲからヒゲにかけての部分が本当に美しい。

美髭。


まぁ、それはさておき…。
この映画、一言で言うと


高IQタイムリープムービーです。


は?


なんのこっちゃ。

自分で言っといてよう分かりません。
じゃあ、なんで書いたんや。
消せや。テメコノヤロ



とにかくちょっと気を抜くと、今自分が観てるのは“いつ”の“何”の“誰”なんだってなっちゃいます。

通常のタイムリープは「時を戻す」という感覚ですが、この映画はそうでは無く「時を過去に向かって逆に進んでいく」という特殊能力【逆行】を使ってミッションを遂行するというアクションムービーになっています。

簡単に言うと、周りは逆再生してるのに自分だけが時を進めているという状態。


めちゃくちゃ斬新ですよね。
それを映像として成立させてるんだから、これまたすごい。

そして、この効果により見事に物語の伏線を回収していきます。
だからさらに気が抜けないです。

あ、この人は実はあの人だったのか!!
とか
これはここに繋がってたんだね!!
とか
さすがのIQ200の僕ですら気づかなかった所は多々あったと思います。


…冗談やで?
これ、一応言っとかないと真に受ける人がいるからなーヤダヤダ


これは僕だけかもしれないけど、この手の映画あるあるなんやけど、観てる途中で本来の目的見失いがち。
ふと、「あれ?結局今この人は何のためにこんなに頑張ってるの?すげー高いところから命懸けでぶら下がってますけど」てなるんですよね。

アクションや映像に気を取られて、肝心の目的について話してるところがあんまり頭に入ってなくて、それに気づいた時には、時すでに遅しで気づけば主人公がカーチェイス真っ最中だったりしない?

するよね?

しますね?はい。します。

そうなんですよね!!いやー、よかった!あるあるで!!


まぁ、そんなすっとぼけた僕でも楽しめるくらい、物語もしっかり作られていて、映像も迫力があってで最後まで色んな意味で気が抜けない作品でした!!
なので、難解だと思われがちな作品ですが、あまり難しく考えず頭をフラットにして観れば楽しめると思います(*´ω`*)

ということで、僕の評価は

【★★★☆☆】3.7点

とさせていただきます。
主演のジョンのヒゲがあそこまで整っていなければ危うく-0.2点になるところでした。
とにかく、ただでさえ複雑な状況を加え見事に映像化された数々のシーンは必見です。

ぜひみなさんも観てみテネット!

…おあとがよろしいようで。

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