鈴木総史

北海道で俳句を頑張ってます。すずきそうしと読みます。 「群青」同人、『雪華』同人、俳人…

鈴木総史

北海道で俳句を頑張ってます。すずきそうしと読みます。 「群青」同人、『雪華』同人、俳人協会会員。 櫂未知子、佐藤郁良、橋本喜夫に師事。 2022年、作品集「微熱」300句にて、第37回北海道新聞俳句賞 本賞。 2023年、連作「雨の予感」50句にて、第11回星野立子新人賞受賞。

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セクト・ポクリット「ハイクノミカタ」連載終了!第1回目の記事リンクあり。

みなさんこんばんは。ノート、始めました。 俳人・堀切克洋氏のセクト・ポクリットというサイトにて、1月・2月と連載していた「ハイクノミカタ」コーナーが終わりました。 書くということが恒例行事になっていたので、終わった途端、変な気持ちに。なので、ノートを。 お読みいただいた方はありがとうございました。 第1回からリンクを貼っていこうと思います。 全9回の裏話を書いていきます。 第1回は、所属結社の若者、島崎寛永さんの作品を。 おせち、大晦日から食べ出す文化、不思議ですよね。お

    • 北海道における季語 砂時計第5号 俳句評

      写真は7月21日、まさに今が満開の花盛りの紫陽花です。(北海道滝川市) 今日は、以下のようなツイートを見かけたので、この冒頭をどういう経緯で書いたかを含め、コメントします。 石原ユキオ氏(@yukioi)のポスト #砂時計第5号 ちょっとひっかかったこと。鈴木総史さんの俳句評の冒頭で「(北海道は)季語が少ない」「歳時記とズレる」「俳句を詠むことが難しい土地であるのかも」と書かれていて、ここで言う俳句って有季の俳句のことだと思うけど、有季にこだわるにしても「東京が中心って考

      • 『詩客』への連作10句の寄稿

        6月4日に公開になりました、三詩型交流サイト『詩客』に10句連作「詩にならず」を寄せております。 今回は、所属する結社の年次大会に提出している句を中心に組みました。完全新作ではないのですが、その年次大会に参加した人しか読めていない句群ですので、ほぼ未発表みたいなものかと…笑 星野立子新人賞を取ってから素敵な依頼をたくさんいただいています。 ぜひ、読んでください🙏 感想あれば、コメントでもなんでも教えてください。

        • 【裏トーク】セクトポクリット連載第3話について。季語って難しい。

          https://sectpoclit.com/soshi-3/ 北海道は、やっと長い雪の季節が終わった。 木々も緑になり、なんとなく春らしさで埋め尽くされたような気がする。 「季語ってむずかしいな」というのが北海道に来てから思ったことである。 あるはずのものがない、というのがたくさん。立春・立夏・立秋・立冬なんて全く役に立たない。 そんなものをみな覆してくるのが、北の大地なのだ。 ただ、北海道でしか見れないものもたくさんあるのも事実。 住めば都という言葉があるように、北

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        セクト・ポクリット「ハイクノミカタ」連載終了!第1回目の記事リンクあり。

          猫舌三昧

          みなさん、こんにちは。鈴木総史です。 今日は、昔の話を。これも不思議な繋がりのお話。 私の実家は酒屋(酒造りではなく、酒販店)で、小さい頃から父にくっついて配達の手伝いなどをしていた。手伝いなど大層なものではなく、基本は、父に担がれていたであろうが…。 うちの酒屋の常連さんで、よく配達に行っていたお家がある。その方の家では可愛い猫ちゃんが飼われていた。毎回配達についていく度に、その猫ちゃんと会うのが楽しみでもあった。 その猫の名前は、「トロ」。(後日知ったが、フランスの

          猫舌三昧

          【裏トーク】セクト・ポクリット「ハイクノミカタ」連載終了!第2回目の記事リンクあり。

          こぼれ話第2弾。大した話ではないかもしれないけれど。 札幌の結社『壺』の主宰、髙橋千草さんの句を取り上げさせていただいた。 実は、髙橋千草さんには、私の句を北海道新聞に取り上げていただいた過去がある。その縁を少しだけ。 北海道新聞の「新・北のうた暦」というコラムがある。このコラムでは、北海道の俳人が取り上げられることになっている。そこで自句「綿虫や風のゆくへを知り尽くし 鈴木総史」の鑑賞をしていただいた。ただ、この句、所属する同人誌「群青」に載せた連作の中の1句であるにも

          【裏トーク】セクト・ポクリット「ハイクノミカタ」連載終了!第2回目の記事リンクあり。