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より多くを学ぶための授業の受け方

2024年度がスタートしましたね!
新たに受験などに向かって学習を進めていく人も多いと思います。今回はそれに関連して、「より多くを学ぶための授業の受け方」について書いてみようと思います。
講義型授業の場合、どれほど多く・深く情報を持ち帰れるかが復習のカギとなってきます。いわゆる上位層の多くは実践している以下の点、ぜひ意識して新年度の授業を受けてみてください。


1.板書以外への注意

授業をしていると、よく板書の内容を写すだけで授業を受けた気になっている(ように見える)生徒に出くわします。
しかし、多くの場合、必ずしもすべての内容が板書されるわけではないということには注意が必要です。

「これくらいは知っているかな」「これは以前の内容を踏まえればわかるだろう」「これはスペースの都合で板書できないな」という内容は、口頭説明で済ませてしまう場合があります。

そのため、自分にとって必要だと思う情報は、口頭の説明だけであってもメモを自発的にとる必要があります。先生の話している内容、それがいまの自分に必要かどうかをしっかり考えてみてくださいね。

2.反応をする

これは話者からより多くの話を引き出すための所作です。
授業をする側からの話になるのですが、こちらが話すことに対して反応が「あるクラス」と「ないクラス」を比べると、やはり「あるクラス」の方が、より多くの話を提供したくなります。

「そんなの不公平だ!」と思うかもしれませんが、残念ながら、講師も人間です。もちろん、最低限はどのクラスでも共通してお伝えします。ですが、それ以上の話となると、やはり反応の差は重要です。ずっと下を向いて話を聞いている(…かどうかも正直分からない)クラスで、先生が多くを話したいと思うでしょうか?

より有益な情報を引き出したいなら、ぜひ反応をしましょう。

反応と言っても、そんなに難しいことではありません。理解できていればうなずいたり、いま一つ分からなければ難しい表情をしてみたり…その程度のことで良いのです。

このスキルはインタビュー取材などにも役立ちます。大学生・社会人になったときのことも考えて、今のうちから身につけるといいでしょう。

おわりに

以上が授業を受ける際に意識してほしいことです。
講義型の授業中は「いかに多くを持ち帰るか」の勝負です。ここまででお話した「口頭説明のメモ」と「反応による情報の引き出し」ができれば、復習に大いに役立つ情報量を獲得できるでしょう。
簡単なようで意外と多くの生徒さん・学生さんが実行できていない2つのポイント、ぜひ実践してみてくださいね。


上記の記事は、旧サイト「草子ラボ」のコチラからの引用です。


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