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『チームの"良い"出会い方』について考えてみると求人的ではなくなった話

TEAMKITの小谷です。この度、リニューアルの第一弾としてTentという機能をリニューアルしました。詳細についてはコチラから!

TEAMKITではこれまでの約半年間で70以上のTentが立ち上がりました。
リニューアルに伴って、プロジェクト単位でチームが集まるときに"良い出会い方"とはどういった形なんだっけ?を何度も何度も議論してきました。

この記事では、そんなプロジェクトチームの良い出会い方を考えたときに、必要なのは求人的な形ではないのでは?と感じ始めていることをまとめてみます。

主体と客体から「全員、主体へ」

Google先生が教えてくれたように、求人とは雇い入れる側(主体)と手伝ってあげる側(客体)があるんだなーと思ってて。

当初、僕らも主体がはっきりあってより具体的な条件や報酬が設定されているTentがマッチングしやすいと考えていましたが、実際は少し違いました。
報酬や条件といった求人マッチング的な出会い方ではなく、プロジェクトの実現したいことや価値観に惹かれ、「自分も、そのプロジェクトに関わりたい!」とチームが作られていたのです。

そういったチームに話を聞くと参加者が、プロジェクト自体を自分事化して主体的なチーム運営を行っていました。
もう少し詳しく見ていくと、大きく2つの要素があることに気付きました。

①プロジェクトの価値観に人が集まる。

各チームの状況を聞いていくと、「価値観の共有」「やりたい想いへの共犯化」がキー要素になってきているのを感じました。Howやタスク、こんな人が欲しい重視で募集をかけるとやはり主体と客体という関係値が出来てしまうのです。
少し前にイケウチな人たちでもこんな記事がありましたが。

プロジェクトで目指す先や想い自体が先にあると主体と客体の出会いではなくて、オーナーも参加メンバーもプロジェクトの価値観に人が集まる状態が出来るのです。そうすることで、メンバー自身が主体的に熱量を持って参加する土壌づくりになるのだと考えています。

②「関わり方」のグラデーションを生み出す。

そして、僕らがもうひとつ驚いたことは「スキルという側面では貢献できることが少ないけどDIYとか拡散とかお手伝い出来ます」というチームメンバーがいたことです。

ひとつ前の要素にも紐づくのですが、プロジェクトの価値観に人が集まる状態であれば、結果的に関わり方にもグラデーションが生まれます。なぜなら、スキルや条件先行で巻き込んでいないからです。

究極的には役割やスキル、条件は集まったあとに相談できるくらいがプロジェクト単位でのチーム生成においては良いのかなと思っています。

そんなことを議論しまくりながら今回Tentのリニューアルを行いました。プロジェクト単位のチームづくりにおいては、求人的なマッチングではなくフラットに「プロジェクトの価値観」に人が集まる状態を作る必要があると考えています。

価値観や熱量を可視化することで、結果的にチーム化する仕組みへ。

今回のTentリニューアルでは、「気になる!」ボタンを設置しました。
その後、気になるレベルとメッセージをTentオーナー側に送ります。そうすると、オーナー側はその人のプロフィールやSNSを確認してやり取りを開始できる形です。
ここで大事なのは、オーナーも参加者も「熱量を可視化すること」です。

オーナーはTentの内容で課題感や目指す先・価値観を表現して熱量を、参加者側は興味の有無を表明することで熱量を可視化しています。そうすることで、結果的に、良い形での出会いに繋がると考えています。
※余談的に「気になる!」ボタンには色々と反応いただき嬉しい!!!

Tentのリニューアルについての詳細は下記より


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