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サバ州立鉄道

マレーシアのサバ州、コタキナバルから南西に向かってメーターゲージの鉄道がある。コロナ前までは「北ボルネオ鉄道」という蒸気機関車が牽引する観光列車も走っていた。
今回乗車したのは、コタキナバルのタンジュン・アルー駅からボーフォート駅までで、復路はタンジュン・アルー駅より一つ先の終点、センブラン駅まで乗車した。

タンジュン・アルー駅
機関車牽引の列車のようだ。早速乗り込む。
車内の様子。エアコンが効いている。
タンジュン・アルー駅構内。隣のホームには北ボルネオ鉄道用の客車が止まってる。
出発してすぐに北ボルネオ鉄道の蒸気機関車が。
途中のパパール駅には蒸気機関車用の転車台がある。
約2時間の旅でボーフォート着
牽引していたディーゼル機関車
かわいいモーターカー
結構構内は広い

線路自体はここから先テノムというところまで列車が走っていて、乗り換えれば行けるのだが、列車の本数や時間を考えるとコタキナバルに今日中に帰ってこれなくなるので、ここで折り返す。

ボーフォート駅
モニュメントっぽいものがある
待合室の路線図
折り返しの合間に食べた駅前の食堂の肉団子麺。色んな種類の団子が入っておりかなり美味。
帰りも同じ車両
ボーフォート駅の車庫
プランテーションの中を進む。
川の色は茶色
石油が採れるので油井や精製所がある。
湿地帯の向こうに油井の塔
海沿いも走る
パイナップル畑

キナルートという駅で急に全員下車となったが、ここからコタキナバルまでは別の車両が来るそうだ。

遠くからディーゼルの音が聞こえてきた。
どうやらこのディーゼルカーらしい。
車内の作りはほぼ同一
終点のセンブラン駅。本当に終点だ。

この鉄道については、「北ボルネオ鉄道」のような観光列車でなければ、地元の住民の足であり、観光要素は殆どないと言って差し支えないだろう。私のような鉄道好きならお勧めするが、普通の方々にはお勧めしない。

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