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グループには1人くらい、ウザいやつがいた方がいい



グループには1人くらい
ウザいやつがいた方がいい


これはかつて
V6のコンサートで
イノッチが言った言葉。

コンサート前の楽屋での
井ノ原くんの行動がウザイとの
メンバーからの苦情を受けての発言。

コンサート前の楽屋での過ごし方は様々

仮眠を取りたい人もいれば
振りの確認をしたい人
次の仕事の台本を読みたい人
映画やドラマの撮影中なら
セリフを覚えたい人もいるでしょう。

そんなお互いの都合を気づかって
話しかけたりはしない。
静かに過ごす。それが普通。

しかし、イノッチは違う。

他のメンバーの都合などお構いなしに
話しかける。
イタズラをして邪魔をする。
ギターを弾きながら歌を歌う。

それが「ウザイ」との
メンバーからの苦情。

そして冒頭の発言につながる。


グループには1人くらい
ウザいやつがいた方がいい


イノッチいわく

お互いに気をつかって
会話も無いようなグループには
なりたくない。

グループには1人くらい
ウザいやつがいた方がいいと
思っている。

その方が絶対いい。

ウザくて結構(ドヤ顔)


メンバーは、あきれた表情。
迷惑そうにイノッチを見つめ
「ウザイんだよっ!!(笑)」



イノッチは天才だと思っている。
高校は卒業していないので中卒だ。
(後に「学校へ行こう」の企画で通信制の高校に通い無事に卒業しています)

学力があるわけでは無いし、
読書家、という話も聞かない。

だけど、その、
頭の回転の速さと
考え方は素晴らしい。
天才だと思っている。

Jr.の頃は寝ている後輩の頭に
シャンプーかけて泡立たせたり

オートロックのホテルで
部屋から追い出してみたり

それなりの、
本気で迷惑なイタズラは
よくやっていたようだが。

二十歳を過ぎたくらいからは
落ち着いたんだろう。


イノッチは「嫌いな人はいない」という。
すごいイヤなヤツでも
どこか1つくらいは良いところがある。
それを探すの。
探せば何か1つくらいはある。
オレはいつもそうしている。
だから嫌いな人はいない。

本当か?と思ったけど。

少し参考にして
嫌いな人の、
良いところを見つけるように
努力してみた事もある。


グループには1人くらい
ウザいやつがいた方がいい


これは、本当にそうだと思う。

みんな、誰でも、
人から好かれたい。

無意識のうちに、
「イイヤツ」になろうと
行動してしまう。

私も、出来れば人から好かれたい。

でも、それでバランスが保てるだろうか?

身近な人が
悩んでいたり、辛そうにしているとき
そっとしておいてあげよう
そう思うこともあるけど

周りが全員そうしてたら
なんか気まずいかな。

張りつめて、
破裂してしまいそう。

そうゆうとき、ウザい人が
かき混ぜることで
動きができて
穏やかな状態に戻ることが
できるかも。

張りつめた何かを壊せるなら
自分がウザイと思われてもいい。

私も、イノッチを見習って、
思い切って、そう
行動することがあります。

もちろんそれは
自分のウザイ行動の結果
状態がさらに悪くなった場合でも
その結果について
全て自分が責任をもつ覚悟で。


イノッチは天才。
イノッチの行動から学んだことは多い。

V6が長く続けられた要因の1つは
間違いなく、井ノ原快彦イノハラヨシヒコだ。

グループに必要なのは
スーパースターではなく
井ノ原快彦イノハラヨシヒコ

メンバーの誰かも
「一家に一台あると便利」と言っていた。

顔は、お世辞にも、
アイドル向き、とは言い難い。

カミセンに入りたがるイノッチに対して
「カミセンに入れない理由は顔だ」
と森田剛くんから言われた事もある。

ひどい(笑)

名古屋でのコンサートのあと
翌日の、NHKあさイチ出演のため
1人、東京に帰るイノッチを
新幹線のホームで見送ったことがある。
(翌日も名古屋でコンサートだったので、他のメンバーは名古屋に宿泊)

見送りは数人だったけど。

ホームから
自分の姿が見えるように、
ブラインドを
開けたままにしていてくれた。

優しい。
優しすぎる。


イノッチは天才。
一家に一台、井ノ原快彦イノハラヨシヒコ


これからも
色々なことを
イノッチから
学び続けて行きたいと
思います。



イノッチの事ばかり書きましたが

私のイチ推しは
まー君(坂本昌行)です。