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不登校娘への小言をグッと堪える母の心の声。

昨日、一昨日、しっかり休んで、今日は朝から登校していたぴぃさん。

なんだか、朝の雰囲気から少し重ためだった・・・。

2日間のエネチャーはあまり効果が出てないみたい。

でもお友達が迎えにきてくれるのが決まってたから、「行きたくない」って口に出すことはなかった。

なんだか言いたそうだったけど、口に出したら気持ちが折れてしまうギリギリのところにいたような気もする。


放課後、今日もお友達とはしゃべらず、まっすぐ帰ってきたんだろうと思うぐらい早かった。

そして、顔はどんより。

「疲れたすぎる・・・」と言っていつものようにランドセルをポイッとソファに投げる。

私「お疲れさまでした。頑張ったもんね、疲れたよね。しっかり休もう。」

すると、

ぴぃ「この前、漢字と算数のドリルを家に置いてこうと思ってランドセルから出してあったはずなのに、ランドセルに戻したでしょ???」

と身に覚えのない容疑をかけられる。

私「え?ママはランドセルから抜くのはお手紙とお箸ケースだけだよ。」

ぴぃ「うそ!!ぴぃ絶対ドリルをこの辺に出したもん!」

と言ってカウンターを指差す。

私「だとしたら学校に持って行かなくていいのか確認するけどな。」

ぴぃ「絶対出した!!」(食いぎみ)

イライラしてる・・・。

『ぴぃさん、君なんだったら、ポイッとソファに投げたランドセル、次に触れるのはいつも学校に行く時じゃない。

帰ってきていちいち中身を出して、なんてこと一度も見たことないよ。

そのままソファにあっても困るからママはいつもお手紙とお箸ケースを抜いたら、君の部屋に置きに行くの。

君はなんだったら、毎回ランドセルを持たずに玄関を出ようとするぐらい、ランドセルとランドセルの中身に興味がなかったはず。

なんだったら、なんだったら、お箸ケースを学校に置き忘れたことをママが気づいて伝えたら、「菌が繁殖する!!」って怖がるから、6時ごろにママが走って取りに行ったこともあるじゃない。

君がランドセルに何が入っているかの確認なんて一切しないことも、ママが部屋に片付けて当たり前になっちゃってることも、いちいち言ってこなかった。

お手紙を渡しなさい。お箸ケースを出しなさい。ランドセルは自分の部屋に置きなさい。持ち物を確認しなさい。

ってことも、言いたいけど言わなかった。

それは、君が自分で学校に行くと決めて行ってるだけで、ママは十分頑張ってると思ってたから。

それぐらいできるでしょってことは、自分で気づいてできるようになると思ってたから。

だからいちいちうるさいこと言わなかったし、やらされてるなんて捉え方もしないでいられたのに・・・

なんでいきなり容疑をかけられて、怒られなきゃいけないのよ!』

って、心の中で、ずっとブツブツブツブツと文句が止まらない。

ぴぃのイライラが見事に伝染してしまった。

絶対にドリルは出したと言い張るぴぃ。

『ママの勘違いかも、ごめんごめん。』なんて言ってご機嫌を取るのは簡単。

でも、ありがとうも言われないことに、ごめんなさいで返すのはしゃくだから、とりあえず無言でドリルを取り出し、ランドセルをぴぃの部屋に持っていく。

これで1個気づいてくれてたらいい。


その後、今日一日の学校でのことも一切しゃべってくれないぴぃ。

きっと今日はキツかったんだと思う。

それがわかるから、あったかい鍋でも作って、あったかい風呂でも入ろう。


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