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毎日薬膳Soup+ column vol.2🕊

〜漢方薬剤師 久保田 佳代先生の想い〜

今から120年余前我が国日本は東洋医学しかありませんでした。
対症療法による西洋医学は外因性の病を得意とするもので、ストレス社会の昨今では西洋薬だけでは追いつかない事もしばしばあります。そこで内因性の病を得意とする漢方が見直されています。

Soup+では、漢方で言う湯液をアレンジし、薬食同源に一役買う野草をエッセンスとして、美味しく健康にココロもカラダも美しくなるようなスープをと考えました。
普段目にしている草根木皮が、カラダとココロに栄養を与えるように20年の経験値を以て、数百に及ぶ薬草の中からチョイスしました。
東洋医学の考え方の一つに、中国の古人が提唱した哲学的分析方法論である”五行論“があります。
簡単に言うと自然界より五行として木・火・土・金・水を挙げ、これら一つ一つの性質に様々な要素を重ね合わせて考えていくというものです。
例えば、五臓・五腑・五情・五色・五味・五季・五竅などが要素としてあります。
この要素と五行の性質を丹念に精査しながらレシピに活かしています。


監修:漢方薬剤師 久保田 佳代

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