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小澤征爾さんのお別れの会

本日成城学園の主催で、先日亡くなられた小澤征爾さんのお別れの会が開催されました。
大きく情報が発信されたわけではなかったので、学園や地域の方々がメインの会ではないかと、ギリギリまで遠慮していましたが、やはり参加したいと思い、成城学園まで出かけてきました。

いわゆる大掛かりなイベントではなく、成城を愛した小澤征爾さんらしく、地元の人たちが開催した会という雰囲気で、地元の合唱団3つの献奏と弦楽合奏のバッハのアリアが演奏され、その間に1000人を超える参列者が献花しました。

笑顔の写真が飾られていた
スナップ写真のような気取らないものもふくめ、写真も多数おかれていた

息子さんの小澤征悦さんがあいさつに立ち、小学生時代に学校んふらっとやってきた征爾さんのエピソードになぞらえ、会場全体でドミソのハーモニーを歌い、涙ぐむ場面もありました。
お別れの会に行ってしまうと、現実が否応なくやってくることをとても危惧していましたが、小澤さんの性格さながらにオープンで、暖かい会となり、祭壇の正面に立ち、小澤さんの笑顔の写真をゆっくりと眺めたことで、ジン割と受け止めることができたと思います。
いつもコンサート会場でお会いするご兄弟などの親族の皆さんも、神妙な面持ちというよりは、旧知の皆さんと楽しくお話をされていました。

ロビーに置かれた写真は、家のアルバムに挟まっている写真のようなものもあり、おそらく同窓や近所の方と思われる多くの方が、思い出に浸って語り合っているのも、ほっこりしました。

会場の外では記帳所があり、皆さんがメッセージを書いたり、お話をしたりしていたのですが、そこで、私も偶然に旧知の方とお会いすることができました。名古屋からこのために日帰りで来られたとのこと、仕事でのつながりの方ですが、小澤征爾さんの縁もあり、いろいろとつながることができた方なので、これもまた行ってよかったと思いました。

帰りには小澤さん行きつけのお蕎麦屋さんに立ち寄ろうと思っていましたが、同じことを考える人で行列ができていました。そのため、今回はやめにしましたが、またこのために、成城を再訪したいと思います。

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