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大磯詣の舞台、旧吉田茂邸

大磯にてアオバトを観察した後、一度行ってみたいと思っていた吉田茂邸へと向かいました。ある国は少し遠いので、バスに乗って城山公園前で下車。そこからすぐです。

瀟洒な雰囲気の外観。一度焼失した後に県と町が再建した
消失を唯一免れた温室
玄関からすぐのところにある応接間「楓の間」
2階の書斎からの眺め
首相官邸への直通電話があったという書斎
食堂として使われた「ローズルーム」
賓客をもてなすための「金の間」
金の間からの富士山を吉田茂は好んだそう
金の間に隣り合う寝室の「銀の間」 ここで息を引き取ったという

もちろん豪邸ではあるが、やはり和室中心であるからか、生活の匂いが見える邸宅でした。
とはいえ、見学コースには、いわゆる台所や使用人の部屋などはなく、これ以外にも建物があったのだと思われるので、やはりよほどな豪邸であったのだろうと思います。
消失したのは惜しかったですが、こうやって歴史の場であった建物を再建するというのが、大磯の人たちの思いが感じられました。

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