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ネゲヴ砂漠に点在する世界遺産の遺跡を訪ねる テル・ベエル・シェバ&マムシト

空港からレンタカーで一路南へ。どこまでもきれいな高速道路が続いていて、制限速度は110㎞。快適にネゲヴ地方の最大都市ベエル・シェバ近くまで進み、郊外の砂漠の中にあるテル・ベエル・シェバへ。
ここは「聖書ゆかりの遺丘群-メギド、ハツォル、ベエル・シェバ」として世界遺産に登録されていて、紀元前4000年からの遺跡が積みあがって遺丘となっています。

丘を登って城門へ
城門
展望台から見下ろす遺跡。いろいろな時代の遺跡が混じっているよう
おかれていた模型
市場跡
水利施設の遺構。防衛上城壁の中から貯水池へとアクセスできるようになっている
貯水池の中

テル・ベエル・シェバから死海方面へ向かう途中に、マムシト遺跡があります。こちらは「ネゲヴ砂漠の香の道と都市群」として世界遺産に登録されています。ナバテア人たちがアラビア半島のオマーンやイエメンで産する乳香や没薬を砂漠を伝って運び、今戦争が起きているガザなどから地中海の海運へと受け渡した交易の道があり、そこに作られた町が登録されています。
城門に気づかず逆に歩いてしまいました・・・。暑さもあって誰もいないため、独り占めです。

ビザンティン時代の洗礼槽
遺跡はまだ復元がされていないところも多い
教会跡。モザイク床が残る
祭壇の周辺がきれいに残っている
展望台から見る遺跡
街路
城門

ここから標高をぐんぐんと下げ、死海へと向かいます。

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