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エヴァンゲリオンと感想 第八話

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

bowです。

新世紀エヴァンゲリオン

Netflixで何気なく見返した時には、こんなふうに書き続けるものになるとは思っていなかったエヴァンゲリオンあらすじ&感想記事。
前回は第伍話から第七話までの感想とあらすじをお届けしました。
今回は全アスカファンお待ちかねの、第八話「アスカ、来日」から見所を紹介します。

それでは、参りましょう。

第八話「アスカ、来日」

太平洋上、ミル55D輸送ヘリ。ミサトは、シンジと鈴原トウジ、相田ケンスケを連れ、国連軍正規空母「オーバー・ザ・レインボー」を旗艦とする航空艦隊へ、非常用電源ソケットを輸送するために向かっていた。空母甲板上。人影がそれを待ち受けていた。

着艦。興奮を隠さないミリタリーオタクのケンスケ。風に飛ばされた帽子を追いかけるトウジ。窮屈なヘリから解放され伸びをするシンジ。申し訳なさそうに3人を引率するミサト。その前に、人影が現れる。

エヴァンゲリオン弐号機専属パイロット
セカンドチルドレン 惣流・アスカ・ラングレー

ミサトに紹介され、アスカに値踏みされるシンジ。
一行はブリッジへ。艦長へソケットの仕様書を渡し、有事の際は洋上でのエヴァ運用を伝える。そこへ、加持リョウジが顔を出す。動揺するミサト。二人の関係性に感付く。シンジ以外は。

甲板上。アスカは加持からシンジのエヴァ登場時の実績を聞かされ対抗意識を燃やす。

エスカレーター。ミサト一行が上がっていくと、その先で仁王立ちでアスカが待ち構えていた。シンジを呼び出すために。

エヴァンゲリオン弐号機前。アスカはシンジに力説する。所詮零号機と初号機はプロトタイプとテストタイプ。このエヴァンゲリオン弐号機こそが実戦用に造られた世界初の本物のエヴァンゲリオン正式タイプだと。それをどこか興味なさげに聞くシンジの足元が突如揺れる。水中衝撃波。航空艦隊に謎の影が襲いかかっていた。

ブリッジ。状況確認及び指揮を執る艦長にミサトは、私見だが使徒の攻撃であると伝える。が、艦長は艦隊での対応を強行する。歯が立たない通常兵器。次々に轟沈していく艦を眺め、ゲンドウと電話をする加持。「荷物」を優先し、最悪の場合は加持だけでも脱出しろと伝える、ゲンドウ。

アスカは無断で弐号機を起動させ、使徒殲滅を行おうとする。シンジに、自分の実力を見せつけるために。

「アスカ、行くわよ。」

先程までの明るい顔は消え、どこか決意めいた表情を見せる。

洋上では、抗戦虚しく沈む艦隊を前に、手をこまねく艦長。その時、弐号機を運搬中の艦から入電。弐号機起動。止める艦長。出撃を進言するミサト。しかし、副艦長から弐号機は「B型装備」のままだと告げられる。出撃を迷うミサトだったが、シンジも弐号機に登場していることを知り、出撃を許可する。

弐号機出撃。内部電源による稼働時間残り59秒。アスカは、オーバー・ザ・レインボーに先ほど届いた、非常外部ソケットを用意させ、艦を飛び移り、オーバー・ザ・レインボーに着艦。ソケット装着。電源確保。甲板上にて、使徒迎撃。

が、想像以上の巨体に太刀打ちできず、海中へ諸共に落ちてしまう。
「B型装備」での水中戦闘は不可能。しかし、アスカはやってみなくちゃ分からないと、ミサトに告げる。

緊迫する状況の中、Yak-38改にて一人、退却する加持。唖然とするミサト。
水中では、身動きの取れない弐号機が、使徒に捕食される。

ミサトは、電源ケーブル軸線上に残された最後の二隻の戦艦を配置、自沈。後に、弐号機による使徒の口を開口、二隻を内部へ侵入させ、艦首主砲零距離射撃・自爆による殲滅作戦を提案。艦長はその提案を承諾する。

ケーブルが巻き戻され、使徒ごと空母へ引き戻される弐号機。後方には二隻の戦艦が自沈し、近づく。二人は、口を開くことに全神経を集中させる。
接触寸前。弐号機の頭部が変形。開口。使徒口腔内に二隻侵入。
主砲発射。自爆。使徒殲滅。弐号機着艦。

ネルフ本部。ゲンドウは、加持と届けられた「荷物」を前にしていた。弐号機やシンジ達よりも優先された「荷物」。それは、人類補完計画の要、最初の人間「アダム」だった。

シンジ達の学校。先日の一件とアスカへの愚痴をこぼすトウジとケンスケ。そこへ、転校生か編入される。

「惣流・アスカ・ラングレーです。よろしく!」

感想

アスカ登場回。初登場から全開ですね。勝気で、周りに対して歯に衣着せぬ発言をする少女。シンジに弐号機を操縦されでポカポカ殴るところなんかは、アスカにしては可愛らしいリアクションではないでしょうか。
けれど、テレビシリーズと旧劇場版のラストを見てからこの回を見返すと印象がちょっと変わって見えたり。この回で「アスカらしい」シーンはたくさん有りますが、「アスカの本心」が見えるシーンは「アスカ、行くわよ。」と自分を鼓舞する姿だけではないかと。もし、エヴァに、アスカに興味を持っていただけたら、この回を見返すと違った楽しみ方ができると思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。アスカ派のアスカ派による感想回。
勢いあまりすぎて、一話だけの紹介になってしまいました。
次回は第九話「瞬間、心、重ねて」を紹介いたします。
……次も、アスカ活躍回じゃないか。

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

bow


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