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エヴァンゲリオンと感想 第壱話から第四話

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

bowです。

新世紀エヴァンゲリオン

が好きすぎて、今回も、前回前々回に引き続き「新世紀エヴァンゲリオン」の感想を書いて参ります。と思ったのですが、過去の感想記事を読み返すと、最初の記事ではエヴァの大まかな説明と、じぶんの作品に対する感想がメインで、前回のような、一話毎の感想をせずに一気に第拾話まで飛ばしていました。
これは、いかん。第拾話までの見所も紹介せねば!
なので、今回は紹介し忘れていた第四話「雨、逃げ出した後」までの見所を紹介していきます。

よろしくお願いします。

第壱話「使徒、襲来」

時に、西暦2015年。
碇シンジは、父・碇ゲンドウに呼ばれ第3新東京市へ上京し、葛城ミサトとの合流を果たそうとしていた。
そこへ、15年ぶりに現れた第三の使徒サキエルがシンジの前に姿を表す。
使徒に対し、通常兵器での攻撃をしていた国連軍は「切り札」N2地雷を使用する。だが、使徒の殲滅には至らず、わずかに足止めが出来た程度の成果しか上げることができなかった。
そして、対使徒殲滅の指揮権は特務機関NERVへ移譲されることになる。国連軍の現場指揮官に倒せるのかと聞かれたゲンドウは笑みを浮かべ
「その為の、NERVです。」
と、一言だけ返すのだった。
NERVは対使徒用に造られた、汎用人型決戦兵器人造人間「エヴァンゲリオン」その初号機を持って、使徒殲滅を計る。そして、そのパイロットとして呼び出されたとも知らない、第三の適格者・サードチルドレン碇シンジが到着する。


第壱話から盛り沢山。とにかく、情報量が多い!
思わせぶりにサブリミナルで出てくる綾波レイ!
使徒って何?NERVって?
などなど風呂敷風呂広げまくって、エヴァンゲリオン出撃!
「つづく」ですからね。

今見返すと、物語の始まり方は、機動戦士ガンダムと同じなんだと、よくわかりますね。
時に、西暦2015年からエヴァは始まって、ガンダムは宇宙世紀0079から始まる。後は、敵から登場して、世界観の見せ方、主人公登場と、流れがそのままですね。良いものはそのまま使うって言う感じが、エヴァらしいですね。

第弐話「見知らぬ天井」

「最終安全装置解除。エヴァンゲリオン初号機、リフトオフ!」
父に呼ばれ、エヴァンゲリオンのパイロットとして、使徒の前に出撃するシンジ。だが、シンジはエヴァを一歩進ませたところで、転倒してしまう。使徒に捕まり、なす術なく攻撃を受ける。頭部破損。流血。パイロットの制御神経断線。生命反応も途絶える。ミサトがシンジの名を叫ぶ。

病室。

そこで、目を覚ます碇シンジ。使徒との戦いには勝利したらしい。
自分の現状が飲み込めずに、ミサトに連れられ、自分が守った街・第3新東京市を見下ろす。そのまま、ミサトの住むマンションへ。ミサトとの共同生活が始まるのだった。


壱話で出撃して、次週に引っ張った上で、戦闘シーンをすぐに見せずに、シンジくんの回想で描く演出が良いですね。
戦闘、病室、遠景、マンション、ペンペン登場と、一話の中の緩急が激しいのも見所。

第参話「鳴らない、電話」

ネルフ本部。
「目標をセンターに入れて、スイッチ」
言われるがままに、エヴァンゲリオンの訓練を受けるシンジ。

次の日。シンジは転校先の学校へ向かう。人との付き合いが苦手なシンジは、クラスの輪に入れずにいた。だが、授業中にエヴァのパイロットであることが知られ、クラスの皆に囲まれる。それを苦々しく少年が一人。鈴原トウジ。
先の戦闘時に、妹が攻撃に巻き込まれ大怪我をし、入院をしていた。
放課後、トウジは友人の相田ケンスケを連れ立ち、シンジを呼び出す。
「すまんな転校生。ワシはお前を殴らないかん。殴っとかな気がすまへんのや」
トウジはシンジを殴りつける。
「僕だって、乗りたくて乗ってるわけじゃ無いのに。」
そう呟くシンジに、トウジはもう一度拳を叩きつけた。
そこに、綾波レイが歩み寄る。第4の使徒の襲撃による緊急招集を伝えるために。


トウジとケンスケ登場。この二人はエヴァの中でも癒しですね。中盤以降は影を落としてしまいますが。ここで、二人をエントリープラグの中に登場させて戦闘する所がこの後の話で効いてくるのがニクい。

第四話「雨、逃げ出した後」

第四の使徒を殲滅したが、シンジは学校を休み続ける。
ミサトは、シンジに学校に行くように説得をする為に部屋に入るが、そこにシンジの姿はなかった。

あてもなく彷徨うシンジ。第3新東京市を離れ、山道に入ると、一人で軍事演習をしていた相田ケンスケと出会う。二人は、キャンプで一夜を過ごす。
翌朝、ネルフ保安諜報部に確保され、シンジは連れ戻される。
NERV本部。ミサトにこれからどうするか問われ、シンジはエヴァには仕方なく乗ると告げる。そんな態度のシンジにミサトは一喝する。

NERVから抹消されたシンジ。地元に帰る、駅の前でトウジとケンスケが待っていた。トウジは自分を殴れと、シンジに言う。全力で殴るシンジ。吹っ切れる二人。心の内を明かす、トウジ
「碇がおらんのやったら、いずれワシらもこの街から出ていかんならんようなるやろ。せやけど、ワシら何も言われへん。エヴァの中で苦しんでる碇の姿、見てるからな。
碇の事、ゴチャゴチャ抜かす奴がおってみい!ワシがパチキかましたる!」
その言葉に、シンジはやっと自分の気持ちに気づく。

会話回。ここまで、情報量過多でぶっ飛ばしてきたのに、一気にスローダウンして丁寧にドラマが描かれる。このギャップがエヴァの面白いところでもあり、苦手な人には疲れやすくなってしまうところでもありますね。
駅についてからのやり取りの細かい息遣いなど、見所が盛り沢山なのでぜひじっくり見てもらいたい回ですね。

おわりに

第壱話から第四話までのあらすじと感想でした。今はまとめて見てますが、本放送の時は一週間待たせれてたんだなぁ、思うと壱から弐は焦らしすぎですね。
四話のシンジくんの心境の変化だけを23分かけて見せる回も、挑戦的ですよね。

第伍話から第拾話も近いうちに、あらすじと感想を記事にします!
お楽しみに!

楽しんでもらえてるのかな、これ。

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

bow


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