(病人からお願い)新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) の導入検討を_|\○_オネガイシヤァァァァァス!!
~冒頭~
こんにちは。
2020年3月から白血病の治療をしております。
本日は皆様に対するお願いです。
結論から先に言います。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)を
あなた様のスマホに
ちょちょちょっとダウンロードして、
ちょちょちょっとインストールして、
ちょちょちょっと設定の確認をしておいてください。
ちょちょちょっとすることが
全国にいる白血病患者を助けます。
その他の基礎疾患を持っている人間の
命を助けるかも知れません。
記事を読んでご検討ください。
記事を読んでインストールしてくれた方、
「もう入れてるよー。」という方
40歳間際のおっさんより愛を込めて
「ありがとーーーーーーーー!」
~新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)とはなんじゃい?~
厚生労働省が公式に提供する、
新型コロナウイルス陽性登録した人との接触をお知らせするアプリです。
日本国内での利用を想定しています。
アプリを端末に設定した人どうしの接触(1m以内、15分以上)を記録し、
新型コロナウイルスに陽性と判定されたら本アプリに匿名で登録することができます。
接触した人の中に陽性登録した人がいたら、通知と適切な行動を知らせてくれます。
利用を開始すると、端末に固有の接触符号を生成し、
アプリを設定した端末どうしが近づくと互いの端末の接触符号を交換して、端末の中に保存します。
氏名・電話番号などの個人情報や、
GPSなど端末の位置情報を使うことはなく、それらが記録されません。
陽性と判定された場合、登録は任意ですが、
厚生労働省が提供する感染症者等情報把握・管理支援システム
(通称HER-SYS)への登録を行います。
その際、個別の処理番号が発行されます。
アプリの陽性登録画面において、
発行された処理番号を入力することで、
陽性登録を行うことができます。
まぁ、説明が長くなると読む気が失せるので、
要約しますと
アプリをインストールしてある人同士が
匿名でスマホに記録を残して
陽性者が番号登録してくれたら、
スマホの記録をもとに匿名で通知してくれるよー。
ってサービスです。
ダウンロードは下記ページをリンクしてあります。
↓
android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.mhlw.covid19radar
App Store
https://apps.apple.com/jp/app/id1516764458
~だから何?~
女優の岡江久美子さんが 2020年4月23日にお亡くなりになられました。
新型コロナウイルス感染症による死去との報道です。
所属事務所の発表では
岡江さんは2019年末に初期の乳がん手術を受け、
1月末から2月半ばまで放射線治療を受けていたため、
免疫力が低下していたことで重症化した可能性がある
とのコメントを出されました。
直接的因果関係はわかりませんが、
免疫力の低下による重症化の可能性を示唆しております。
また、佐久医療センター血液内科 森勇一さんが
「血液腫瘍患者さんのための新型コロナウイルス感染症対策」
というものを出されております。
※血液腫瘍とは血液がんのことを指します。
そこでは、
血液腫瘍を抗がん剤・免疫抑制剤・副腎皮質ホルモンで治療中の方は、そうでない方よりも、新型コロナウイルス感染症に罹患した場合の悪化リスクは高いと考えられています。
新型コロナウイルス流行期間中に、上記薬剤を継続するか、減量中止するかは、ご自分だけで判断せず、主治医とご相談ください。
抗がん剤・免疫抑制剤・副腎皮質ホルモンを使用中の方で、風邪症状や37.5度以上の発熱が2日程度続く場合・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合は、まず「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください(明らかに他の病気が強く疑われる場合はかかりつけ医等に相談を)。
とあります。
要はリスクが高いんです。
加えて、
各々の患者が入院している病院が必ずしも
新型コロナウイルス感染症指定医療機関
とは限らないのです。
慈恵大学 理事長栗原 敏さんの
「新型コロナウイルス感染症と大学附属病院」
の記事を読んでもらいたいです。
個人的見解ですが、
特定機能病院は感染症指定医療機関になるのは難しい。
血液腫瘍に限らず、基礎疾患を持っている人が
もともと多い病院が新型コロナ患者の受け入れをして、
病院内でのクラスターが発生したら、
通常リスクよりも高くなってしまいます。
実際に私が入院している病院は新型コロナウィルス関連の
受け入れは実施しておりません。
受け入れをしていないということは
もしも患者自身が新型コロナウイルスに罹患してしまった場合は、
重症化リスクもそうなんですが、
元々の病気の治療を継続するために転院をしなければなりません。
これって結構問題ありで、
医療計画が一時的にも変更してしまうんですよ。
ハイリスク手術を行う前にPCR検査などを
実施する病院が多いとは思うのですが、
どんな治療を行うにせよ、
もしも新型コロナウイルスに罹患している疑い・可能性が
ある患者は出来る限り早くその状況を把握し、
早く対処する必要があります。
~アプリの有効性~
基礎疾患を持っている人はこのアプリの有効活用により、
いち早く対処をできる可能性があります。
いち早く対処をすることにより、
重症化リスクを減らし、
病院での治療計画の円滑度が増します。
私なんかの病気も
「4週間入院、2週間退院、4週間入院、2週間退院」
を繰り返す訳です。
この2週間はスーパーにも行くし、犬の散歩もするし、
最低限、家族や親族、友人とも会うんですよ。
他の人より他人と会う意義は申し訳ありませんがあるんです。
もしかしたら死ぬかも知れないと考えると、
大事な人とは会っておきたいんです。
だからこそ、
私の会った人がもし感染していて、
アプリを入れていれば分かるかも知れません。
私の会った人の職場の人がもし感染していて、
アプリを入れていれば分かるかも知れません。
職場の人が飲み屋に行って飲み屋で感染していたら、
アプリを入れていれば分かるかも知れません。
匿名の数珠繋ぎなんです。
だから、直接「基礎疾患」の人を知らなくても、
アプリを入れる意義があります。
改めて、皆様に対するお願いです。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)を
あなた様のスマホに入れてください。
誰の役に立つかはわかりません。
でも、誰かの役に立つかも知れません。
~末尾~
ちなみに我が家の妻に
「入れてない人に何かお伝えするメリットない??」
って聞いたら
アプリに「陽性者との接触を確認する」というボタンがあるんですよ。
そこを押すと陽性者との接触が確認できるのですが、
「押す時にちょっとしたドキドキ感が味わえる。」
と言っておりました。
正義感とかそういう気持ちでやると鬱陶しいのを
そのくらいの気持ちで是非解消してください。
こんくらいの「ノリ」で誰かの「ヘルプ」になりえます。
中国ではコロナ蔓延下で
健康 QR コードを提示しないと、
公共交通機関の利用、施設への入場、ホテルへの宿泊などが
制限される状況が見られました。
日本は強制・義務ではありません。
そんな状況を満喫しながら、
ご自身で選択をしてみてください。
最後に、ここまで面白味のない文章でしたが、
読んでくれてありがとうございます。