【 マトリックスレザレクションズ 】 FirE♯ 696
ようやくマトリックスレザレクションズを観ました。
評判が良くなかったので、旧3部作ファンとしては観たくない作品でした。
たまたまアマプラのセールでレンタル100円だったので、100円ならいいかということで視聴。
結論、旧作ファンとしてはしっかりとした続編として成立していて安心しました。
評判が良くないのは、レザレクションのみ観た人の評価が多いのではないかと思います。
【 マトリックス レザレクションズ 】
旧3部作の続編として作り込まれていることから、旧作を観ていないと意味がわからない部分があります。
旧作をしっかり理解していないと、ゲームの世界の話なのか?と誤解する人もいそうです。
私は、旧作を7周くらいしてますからレザレクションの登場人物や、
話の流れに「なるほど」と納得がいく展開でした。
話としてはしっかり繋がり面白かった。
しかし、レザクション単品で考えると、「マトリックス」としてのアクション要素が足りなかったと思います。
また、マトリックスシリーズは仮想現実の世界のシーンにはグリーンのフィルターがかかった映像に仕上げられているのですが、
今作ではそれがなかった。
あのグリーンが「マトリックス」の空気感を伝えるものだったので、そこは残念でした。
【 スタッフロール後 】
監督のラナ・ウォシャウスキーからのメッセージは最後の最後にありました。
「現実を見ろ、映画は死んだ」
「ゲームは死んだ」
「物語は?」
「死んだ」
「メディアは刺激と拡散がすべて」
「待って、何の話?」
「ネコの動画」
「今ウケるのはシリーズものの動画」
「タイトルは」
「キャットリックス」
スタッフロールの後に
このような会話があり、映画は終了。
現代の低俗なSNS動画に支配された世間を嘆くように、終わるのでした。
【 まとめ 】
マトリックスレザレクションズについて書きました。
旧3部作をしっかりと観てから観てください。
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