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【 悲観的になりすぎ 】 ウォール街ストラテジスト指摘  投資家のFIREへの旅路 ♯411

本日はBloombergの記事より、今後の米経済を前向きに捉える意見を見てみましょう。


【 悲観的になりすぎ 】

ウォール街の複数のストラテジストが、株式市場の現況について、
「悲観的になりすぎ」と指摘してるようです。

ゴールドマン コスティン氏
「投資家が景気腰折れの確率をより強く織り込みつつある」

ブラックロック ケイト・ムーア氏
モルガン・スタンレー マイケル・ウィルソン氏

コスティン氏と同意見

JPモルガン コラノビッチ氏
「今年のリセッション入りはない。経済再開を背景に夏には消費者活動が幾分か増加し、中国は金融および財政による景気支援を強化するだろう」

クレディ・スイス・グループ 
グローバル最高投資責任者(CIO)マイケル・ストロバーク氏
「相場の下落を見て売りを急ぐのは賢明ではない」

このように、現在の米市場は、リセッション懸念を強く織り込んだ数字になっている可能性があるということです。

投資家がどのように感じるているのかが、市場の数字を左右するということがよくわかります。


【 今後の米国市場 】

ウォール街のストラテジストの考えの通り、
現在の市場が、リセッション懸念を折込みすぎているとすると、
投資家心理からリセッション懸念が緩和されるようになれば、市場は回復するでしょう。

では、その緩和のきっかけは何になるのかです。

それは、企業業績です。

懸念とは、現状が予想よりも良いか悪いかで、悪かった時に、
「今後のこれが続く」という人間の心理から起こるもの。

投資家心理が、弱気すぎるのであれば、実体経済は、その逆の結果を出してくるはずです。

そして、その数字が、好転したときに、
「今後のこれが続く」という心理から、市場は楽観的に未来を予想します。

人間の判断は、現状を見て、これが続くと思うことが基本です。

それは、年間を通して移り変わる季節のように、一定の法則を守っている事象であれば、別ですが、
株式市場のように、先を読もうとしてもそうはいかないものを想像するには、最も根本的な判断基準しかないというのが正直なところでしょう。


【 まとめ 】

米国市場の現状について考えました。

現在の弱気相場は、投資家心理が作り出しています。

これは、いつまでも続きません。

良いことも、悪いことも、永遠には続かないことを教えてくれています。

良い時も油断せず、
悪い時も悲観しない、

この、精神的な戦いが、投資ですね。

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