【セグメンテーション】サラリーマン投資家のFIREへの旅路 第107夜
マーケティングの勉強!その2です!
今日は「セグメンテーション」について学びます。
【セグメンテーション】 segmentation
「市場にいる不特定多数の顧客をさまざまな切り口で分類し、特定の属性ごとにグループ(セグメント)を作ること」
語源は segment=区切り、区分、部分 からですね。
つまり、「分けること」です。
【なぜ分けるのか?】
人が何かを買うときの基準として、前回に出てきた
「欲求」というものがありました。
・自己欲求:自分の中で完結する
・社会欲求:他人からの評価を上げたい
・生存欲求:快適に暮らした、美味しいものを食べたい
これらが満たされると感じたものを人は買うということでした。
これらの欲求は、個人差があり、メインとする欲求が違う!
服を選ぶ時
① 見栄を張るとかは考えない人。→自己欲求重視
② 周りからの評価を重視する人。→社会欲求重視
そして、
状況が変わると、メインとする欲求も変わる!
①の自己欲求重視の人も、
デートに着ていく服となると、「可愛さ」っていう
社会欲求が重視されるかもしれません。
このように、人によって、メインの欲求が違うし、
同じ人でも、状況によって、メインの欲求が変わってしまう。
だから、
しっかりと、セグメンテーションしましょう!
ってことです。
【分け方】
じゃあ、どうやって分けるのか?
① 人口統計的な基準で分ける → 性別・年齢・居住地域・子供の有無
② ベネフィットで分ける → お客さんにとっての価値
服を例にとると、
A:「そこそこオシャレで、低価格」 層
B:「ストレッチ素材で、快適に着られる」層
C:「デザインが一番!」層
D:「ブランドにこだわる!」層
など、その人が得たいベネフィット(価値)によって、分けられる。
Aの層に、有名なデザイナーの5万円のTシャツは売れない。
Cの層に、どれだけ機能性が良い服を売り込んでも、売れない。
このように、ベネフィットでも分けることができる。
そして、この2つ組み合わせてセグメンテーションすると、なお良い!
例えば、
20代、独身男性は、デザインを重視する傾向にある
40代、既婚女性は、そこそこオシャレで、安いもの重視する傾向にある
このようにつながると、調査が楽になる!
【ターゲッティング】
マシンガンで掃射 じゃなくて、ライフルで狙う
次は、セグメンテーションした中から、どのセグメントを
狙うのかを決める!
ターゲットを選ぶ基準は
市場規模がある程度大きい:欲しがる人が多いこと、田舎でブランド店より都会の方が市場規模は大きい
競合の強さ、自分の強み:どんなに良い物を作っても、もっといいものがあったら勝てない。
価値の必要度の高さ:家事代行は、主婦にとっては、必要度が低い。
このような基準で、
自分の商品が層をターゲットにすれば売れるかを
考えていきます。
【なぜ、ターゲットを絞る?】
万人受けを狙った商品は売れない!
全年齢対応のファッション誌より、
20代男性向けのファッション誌の方が売れる。
ということ!
実際に、全年齢のファッション誌って見かけないですよね、
前半は若者向け、中盤は中年向け、後半は高齢者向けなんて
別れたファッション誌は、
20代、男性からすれば、中盤と、後半は見ないでしょ!
分厚いし重いしいらね〜ってなります。
こういった理由で、
ターゲットを絞って、ニッチに攻める!
これですね〜!
ネットで検索すれば、なんでも出てくるこの便利な時代は、
選択肢が多すぎるわけです。
より細かく、セグメンテーションして、
ターゲットを絞って、攻めましょう!
一人に刺さる商品は、似たような複数に刺さる!
です。
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