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好きなものが合うより嫌いなものが合う方がいい FirE♯ 707

価値観が合わないことで2人以上のグループがバラバラになるということはよくあることです。

価値観が合う方がいい場合が多いわけですが、その価値観は「嫌いなもの」が合う方が良いというのが今回のお話です。

それは人間関係にとどまらず、国も同様です。

【 好きは人それぞれ 】

例えば、夫婦の場合を考えてみましょう。

好きなことが同じで一緒に楽しめることは非常に良いことです。

しかし、それが必ずしも2人以上で楽しめるとは限らないのです。

好きなことはそれぞれが「自分の時間」を持つことで好きなことに集中することができます。


【 嫌いなことが合う 】

嫌いなことが合うということがどういうことかと言うと、「これは嫌」という感じる点がいっしょだということです。

「それはないわ〜!」というポイントが同じであれば、相手に対して「意味がわからん」とはならないのです。

例えば、結婚生活においては「価値観」というものが重要な要素になりますが、この「嫌いなこと」があっていることで、ともに過ごす時間にストレスが軽減できるのです。


【 外交も同じ 】

嫌いなものが合うと国同士も仲良くなるのです。

それは「共通の敵」です。

米国を敵視する国は、その共通の敵があることでその他の問題を解決し同盟を結ぶという動きも出てきます。

嫌いなものが合うことで、友好国となるのです。


【 これを利用する 】

嫌いなものがあうことは有益であることがわかりました。

これを逆手にとって、人間関係を改善する方法として自分の嫌いなことを話してみることをおすすめします。

好きなことはそれに興味がない人にとって「そうなんや」という反応にしかならない場合があります。

嫌いなことは、もし相手に共感を得れなくても似たような嫌いなことを引き出すことができます。
その繰り返しで共通なところがあれば、「めちゃ分かるそれ!」と意気投合できるのです。


【 まとめ 】

「嫌いなことが合う」ということについて書きました。

国をも結びつける力も持っていますから、普段の生活でも意識してみましょう。

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