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【 仕事論 】 仕事は一石数鳥のキレイ事 FirE♯ 708

先日に新規オープンされる焼肉店のHPの納品を完了しました。

この仕事は初回打合せから納品までを会社に入って初めて行った案件でした。

うちの会社はWEB制作だけでなく、別の事業部で店舗の看板や暖簾、メニューブック、スタッフTシャツなどの制作も行います。

そのためお客さんとともに店を作っていくという感覚になっていき、オープンを迎えた日は自分の店かのように嬉しいのでした。

そのプレオープンとなった17日にはレセプションにお招きをいただきサーロインをたらふくいただきました。

【 お客さんと共に 】

どのような仕事でも同じことが言えますが、お客さんと自分が対面で仕事を進めるのではなく並列して進めていくことが重要です。

並列して同じ方向を向いて歩いていくことで目指すゴールを指差して「あそこ」に行くんだとお互いに確認ができます。

お客さんは「無理難題」を持ってきます。

ここで「無理だ、間に合わない」などという答えは簡単に出せるものです。

大切なのは「相談」です。

対面で「答え」を出すのではなく、並列で「相談」する。

「これは難しいが、このタイミングでなら可能」などというように、ゴールに向かいながらお互いに納得できる妥協点を見つけることができます。

「できない」ということは基本的に選択肢に入れないこと。

「○○ならできる」という風に、できることを返答することで話が進むのです。


【 仕事の意味 】

仕事は楽しいことばかりではなく大変なことの方が多いものです。

「めんどくさい」ことも多いです。

振り返ってみて「ああよかったよね」と思える。

仕事の最中にはそういったことを感じる余裕はなく、納品が完了してお客さんと共にゴールに到達した時に、達成感と共にお客さんからの感謝の言葉で「よかったぁ〜」という嬉しさが感じられます。
そしてどちらかというと「安堵感」の方が大きいように感じます。

それはお客さんも同様で、店のオープンに間に合うのか?という不安がオープンできるまでつきまとっているものです。

その不安が安堵感に変わった時に、本当にいい笑顔で「ありがとう」という言葉が溢れます。

今回の焼肉店の案件も、レセプションの席で何度も感謝の言葉をいただきありがたいことでした。


【 仕事のやりがい 】

私はキレイ事が嫌いなので、「お客様の笑顔のために」とか、「お客様からの感謝の言葉がやりがい」だとか、そういった言葉を信じていません。

しかしながら、今回はそれを感じざる得ない状況になってしまいました。

そして嘘でもいいからそういった風に思う方が、同じ仕事でも楽しくなるならお得だと感じました。

仕事が楽しくないと感じたら、キレイ事を言ってみるのもいいかもしれません。


【 まとめ 】

仕事について考えました。

仕事は生活に必要な資金を得ることであり、それは誰かの役に立つことです。

つまり一石数鳥な行為です。

「向いてない」「おもんない」「ダルい」

そらそうですよ。
でも、どうせ仕事するんだから、キレイ事を言って感動してやりましょうよ!

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