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【 Twitter 】 10/28 上場廃止!マスク氏買収440億ドルで完了  FirE♯569

テスラのCEOで、SpaceXのCEOでもある起業家のイーロン・マスク氏ですが、
ついにTwitterの買収を完了する見込みです。

EV、宇宙、通信、SNSをマスク氏がカバーすることとなります。

そして、Twitter株を持っている私のところにも、楽天証券からお知らせが来ました。


【 上場廃止 】

楽天証券よりこちらのお知らせが届きました。

Twitterは10月28日に上場廃止となり、
1株あたり54.2ドルで買い取りとなります。

私は、マスク氏が買収を発表した時に、おもしろそうだなと思いTwitter株を10株、当時のレートで6万円分ほど買っていました。

円安の影響もあり、54.2ドルでマスク氏が買ってくれるので、
7万5千円ほどになりそうです。

これがおそらくドルで支払われるので、現在のドル高の状況だとまた、ドルの現金が増えてありがたい限りです。


【 買収撤回は戦略か? 】

Twitterの買収をめぐっては、7月ごろマスク氏が買収を撤回する動きがありました。

これは、Twitterに存在するアカウントのボットの数が報告と異なるというマスク氏の主張からでした。

この買収撤回を受け、Twitter側はマスク氏に予定通り買収しろと訴えました。

マスクの買収計画が発表された当初、Twitterは敵対的買収に備えた防衛計画「ポイズンピル(毒薬条項)」を策定していました。

つまり、買収を阻止しようと動いていたのです。

それが、マスク氏が買収撤回をしたことで、逆に買収しろ!と言い出したのでした。

その裏ではマスク氏から買収額の引き下げ交渉等があったようです。
その後、当初の予定通りの条件での買収となりました。

マスク氏からすれば、結局予定通りの結果とも言えるわけです。


【 マスク氏の支配圏 】

今回の買収で、マスク氏がSNSの世界にも影響を大きくしました。

Facebook(現Meta)、Google親会社のアルファベットの業績不振から、米国のハイテク株の強気相場が終わる可能性も出てきています。

そんな中でのマスク氏のTwitter買収は、どのような影響を及ぼすのか?

楽しみです。

今週は大きな動きはなさそうですが、週明けの相場は荒れそうです。


【 来週の市場予想 】

今週に入り、なぜか回復傾向にある米国市場ですが、
来週は11月1日、2日のFOMCで0.75%ポイントの利上げが発表される見込みです。

市場はこれを織り込み、12月以降にFRBが引き締めを緩めると見ているようです。

ここが重要です。

12月から緩めるかどうか、それはどうでもよく、
緩めるだろうと思っている投資家が多ければ、数字は回復します。

緩めないかもと思っている投資家が増えれば、数字は下がります。

結局、多くの人がどう思うかがポイントです。

現在は緩める思っている投資家が多いため、回復傾向にあるだけですから、実体経済がどのような状況なのかをよく見れば、現在の相場が一時的なのか、しばらく続きそうなのかを予想できると思います。

実体経済は、ハイテク関連企業の決算からも分かる通りです。

現在の上げは位置的に過ぎず、FRBの緩和の発表に仕方によっては、一気に下落する可能性が高いと思っています。

今年最大の買い場が来るかもしれません。

来週の動きには特に注意をして楽しみましょう!!



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