![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60292309/rectangle_large_type_2_d0a93880ae1dec9126e8e8657ac5efbf.png?width=1200)
2021.08.30
嶽きみご飯
海老カツのチリソース炒め オイシックスキット
野菜入りワンタンスープ
トマト
嶽きみ(ダケキミ)というとうもろこしの品種がある。
「青森のうまいものたち」という商品情報サイトによれば、津軽富士・岩木山麓の嶽地区で栽培・収穫された甘みの強いとうもろこしのことを指すという。嶽地区は標高400〜500mほどの場所に位置し、昼夜の寒暖差によって糖度が高くなるそうだ。
初めて嶽きみを食べたのは、弘前市弘前城で行われる桜祭りでの屋台で、天ぷらとなって提供されていたものだった。これがものすごく甘くて、いい具合の塩味が効いていて、感動した。
一人暮らしを始めたばかりの私は、同様のきみが自宅近くのスーパーで贈答用に売られているのを発見し、感動をそのままに実家に送りつけた。
実家へ届けられたきみが、到着時に腐ってしまっていたという衝撃の事実を知ったのは、そこから10年ほど経っていた。両親は時効だと思い告げたのだろう。
この度、久しぶりに嶽きみを手にした。青森に住む夫の友人が贈ってくださったのだ。夫婦2人では食べ切れるか不安になるくらいたくさん贈ってくださり、さっそく1本使用して炊き込みご飯を炊いた。
とてもおいしかった。
苦い思い出もある嶽きみだが、また弘前に行ってあの天ぷらを食べたいと思い起こした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?