第3回 メディア・アートとは
「メディア・アート」素敵な響きです。何となく分かるような言葉ですが,よく分からない。。。が正直なところです。
メディアそのものを作品の素材にしたり,原理にしたりする表現,と聞いて。。。分かったような分からないような。
間野先生からも明確に共有できるような定義がない,だから問題を生んでいる用語であることの説明がありました。
つまり,すごく分かりづらいし,説明もしにくい,と(笑)
表現や芸術には「よく分からない」が多いです。
だからこそ,いろんな作品が出てくる,面白い,ということなんですよね,きっと。
でも,結局,今回も良い意味で学生とともに「ふ~ん」。
間野先生はメディア・アートのキーワードとして,「テクノロジー(Technology)」,「インタラクティブ(Interactive)」,共通項としては<新しい体験>なんだよ,というお話とともに学生たち(私のような年齢層も含め)も知っているような作品例を出して分かりやすく説明してくれました。
なのに,「それね,すごいやつでしょ。。。」(私たちにはね,無理でしょ,という雰囲気を醸し出す)と,手強い『初心者』の私たち。
でも,間野先生もそろそろ,私たち『初心者』が公出てくるであろう予想済です。私たちが使っているmicro:bit,私たちがやっていることを使って,説明補足してくれました。
そのおかげで,自分たちでもメディア・アート「出来んじゃな~い♪」という(楽観的)思考を持つことが出来ました。
さて,第3回の授業を通して。。。
ARやVRやMRのお話があったのですが,これら,言葉は知ってはいるけれど,知っていると考えるが結びついていなく,今回の授業で結びつき,ARは子どもたちが当たり前にやっている塗り絵のやつだ。VRは既に身近に扱われているし。。。
つまり,これまでの私たちとは間隔の違う子どもたちと私たちは接していく(教育に関わっていく)ことになるんだ,ということの面白さと大変さに改めて気づきました。
そして,様々なモノが進化していくことで将来の職業の多くがなくなるとよく耳にしますが,MRの製品化と実用化の話など,技術職も専門知識も本当に1人いればいい時代,その1人も人でなくなる可能性もある,ということに現実味を帯びた時間でした。