保険に加入する基準
保険は「確率小・損失大」のものに加入することが基本です。
もし万が一遭遇した場合に人生が破綻するほどの事態には保険で備えます。それ以外は貯蓄&投資で賄えるよう準備をするのがよいです。
具体的には、小さなお子さんがいる場合の掛け捨ての生命保険は必須です。
この場合も、まず社会保険で賄える分を計算した上で、足りない分だけ民間保険に加入します。
日本は公的社会保障の手厚い国なので、
「社会保障で貰える分を理解する+足りない部分を保険で補う」
という考え方が基本です。
一方で、家電を購入した場合の延長保証やiPhoneのAppleケアなどについても、「確率小・損失大」の考え方を適用してみると、多くの場合不要という結論になります。
家電量販店で家電を購入すると、「ポイントで5年延長保証つけられますよ!」と勧誘されることが多いですが、私は昔はポイントだからと念のため延長保証を付けていました。
しかし、この延長保証を今まで一度も利用したことがありませんでした。
延長保証期間が終わった頃に家電が壊れることが多く、「世の中うまくできているな~」と思ったものです。今では、「確率小・損失大」の考え方を知ってからは、保険加入について悩むことがなくなりました。何事も判断基準を持つことは必要ですね。
幸せに生きるためには、自分軸・自分の幸せの基準を明確にしておくことが重要だと思います。