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選挙に行くこと
来月、七夕の日に都知事選挙があります。お恥ずかしながら、若い頃の私は選挙にはほとんど行っていませんでした。「どうせ自分が一票を入れたところで何も変わらない」という思いと、めんどくさいという感情があったからです。しかし、多くの一般人が「どうせ自分の一票なんて」と思って選挙に行かないと、組織票の力が強くなってしまいます。以前、自民党の大御所の方が「選挙の日には寝ていてくれたらいい」と発言していたのを覚えています。
自分を含め、国民が政治に無関心になったことが、日本の国力が弱くなった一因でしょう。円安が進んでも、それに危機感を持つ人は少ないように思われます。日本円は緩やかにトルコリラと同じ道を辿っている気がしてなりません。トルコでは通貨の価値が長期間にわたって下落しており、トルコの人たちは給与支給後すぐにドルに換金すると言います。自国の通貨を信じていないのです。日本ではまだまだ投資に慎重で、円資産のみの人が多いようですが、じわじわと円の価値が下落しています。
先日、会社のZ世代の子と話していて、その子は必ず選挙に行くと言っていました。若いのにえらいなと思い、理由を聞いてみると「自分に与えられた権利を使わないのはもったいなくないですか?」と言われました。なるほど、と思いました。どんな理由にせよ、選挙に毎回行くのは素晴らしいと感心しました。
そんな都知事選ですが、正直誰に投票しようか悩み中です。大切な一票なので、じっくり考えて一票を投じたいと思います。
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