「ブルースター」私たちの魂の花
ツインソウルの彼と手が触れたことで、自分の魂の声が初めて聞こえた日。帰り道のお花屋さんで、私は「小さな青い花」に出会いました。
なぜか強烈に惹かれたその花は、名前を「ブルースター」といいます。
「はじめてのnote」と、今回のこの記事の画像のお花です(同じ画像にしてみました)。
このお花に出会ってから今日まで18年。
自分でもいっぱい買ってきたし、私が好きなことを知った人たちがたくさんプレゼントしてくれました。最近も「ユウちゃん、好きだったよね?」と贈ってくれた人がいました。本当に有難いことです。
私はこのお花に出会ったばかりの頃、彼の個人サイトをしょっちゅう覗いていました。まだXやInstagramがなかった時代です。
ある日見ると、夜空のイラストだった彼のサイトの壁紙が明るいものになっていました。「ん?心境の変化?」と思いよく見ると、ガラスのコップにブルースターの花が1本ちょこんと飾られている画像に変えられていたのです。
私が「自分たちが繋がっているのではないか」と疑い出したのはその事がきっかけでした。
さて、このブルースターというお花。
これが「私たちの魂の花」だと教えてくれたのは、ロサンゼルスで前世退行をしてくれたやすこさんという人でした。
私がこのお花をまとっていて、オーラに混ざっているのが見えるようなのです。「ふたりにとって大切なものなんだね」と教えてくれました。
ある時、私はふと思いました。
「この花を見たら、彼も何か感じるのかな」と。
そこで彼が日本に来た時に、楽屋にお花を贈ることにしたのです。
その年の日本公演は2デイズ。
私は会場近くのホテルの中にあるお花屋さんにメールをして、ほぼブルースターだけのアレンジフラワーを作って届けて欲しいとお願いしました。
そして当日を迎えました。
会場を包み込む黄色い大歓声の中、スポットライトを浴びた彼の姿が浮き上がりました。
「うわぁー、ヤバいくらいの青いオーラだよ!しかもすごい!!」
隣りで友人が大笑いしています。
オーラが見えるこの彼女曰く、いつもの彼はゴールドやシルバー、赤のオーラらしいのですが、その日は水色よりのきれいな青色。まさに、ブルースターの色だと言っていました。
彼の魂が、ブルースターを見て反応したのでしょうか。うん、きっとそうなのだと、私は今でも信じています。
今年の彼の誕生日のことです。
仕事が休みだった私は、お花屋さんへブルースターを見に行きました。彼の誕生日と私の誕生日を祝うためです。
ふたごの魂である私たちは今世、同時に生まれ落ちています。中間世(人生と人生の間の魂の状態の時のこと)には時間も空間もない。だから、生まれた時にこちら側の時間は関係なく、両方共が私たちの生まれた日(生まれた瞬間)になるのです。
お花屋さんのちょっと花付きの良くないブルースターを見て、私は買うのをためらいました。今年はもういいかなって思ったのです。
何も買わずに帰宅し携帯を見ると、ダイレクトメッセージが来ていました。いつも滅多に連絡のくることがない、仕事先のフローリストさんからです。
「ユウさん、お疲れさまです!お休みの日にごめんなさい。ブルースター入荷しました!サイトに上がっているので、今ならまだ購入できますよ」
もちろん、そのフローリストさんは彼のことを知りません。私はすぐに購入し、彼女に丁寧なお礼のメールを返しました。
「今日は私のとっても大切な日なんです。ブルースターを届けてくれてありがとう」と。
周囲を巻き込みながらも、こうして彼との間に起こる小さな奇跡。今までたくさんたくさん積み重ねてきました。
思い過ごしなんかじゃなく、目に見えない世界は実在する。それを信じきり、伝えていく使命を私に与えてくれたのも、この小さな花なのだと感じています。
ブルースターの花言葉は「信じあう心」です。
お互いを大切に思っているのに、離れ離れになってしまった私たちの前世。
信じあう心というテーマをもって、時空を超え、今も繋がっているのかもしれません。