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製作メモ:歌詞について、ポピュラーの裏側「映画、アニメ」から学ぶ。

どうも!L.Y.Fのヤナギサワです!突然ですが僕は歌詞もとても苦手なのでこの場を借りて勉強した事をメモを残します。僕のの頭の中を整理します。


【注意:HowTo記事ではありません】


現在の楽曲の歌詞進行状況

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ハジけた時のドキドキ感を言葉で表現したいのに「ハジけた言葉」を綴ると逆にハジけない上にカラッポさが浮き彫りに…。笑


 〈個人的〉に歌詞で気になる事、疑問①


•そもそも歌詞ってどう書くの?

•共感とはジャーナリズム?

•表現って何?どうするの?

•何故、歌詞が進まないのか?


【歌詞で個人的な悩みは「言葉が出ない」という事】〜何故、歌詞が進まないのか?の問い〜


【そこで色々な記事や動画を調べた結果】


様々な歌詞のHowTo記事や動画を見て読んで感じた事


【まず結論!!】

基本的に歌詞のHowTo関連記事を見ても「テクニック」が基本でプラスα記事を書いている方の経験や感覚が多いと感じた。

音楽の歌詞の役割は「文字」と「音」を駆使して歌の中にある「感情」「思い」を表現する。どんなにロジックやテクニックが素晴らしくても根本的な感情や思いをどう紡ぐのか?という問いには中々辿り着けなかった。
(僕の調べ方が悪いだけかもw)


「映画」から得る歌詞のヒント


ある動画で見たのですが、【スクリーンに映る映像に意味】があり、基本的に「三つ」あるそう。


①【象徴】

抽象的な概念をより具体的に物事や形によって表現する事。

②【予感】

前もって感じとる事。

③【イースター・エッグ】

本来、映像の目的とは違う、無関係なメッセージや画面表現の事。


注意!「ここで言うイースター・エッグはキリスト教のお祭りでの隠して子供達に探して遊ばせるに因んでいるがその事ではない。」

【この三つはとても歌詞の参考になりそうだと思うので早速!】


「映画」ではどんな表現でこの三つを行なっているのか?

例えばヒッチコック作品では…

1960年【サイコ】

シャワーシーンで有名な映画だがそのもっと前のシーン。
マリオンクレインという女性が訪れるモーテルでモーテルの支配人に応接室でディナーを共にするシーンでは、応接室中に
【かなりの数の鳥の剥製が不穏な音楽と共に流れるシーン】
があるが、これはモーテルの支配人が「何かおかしい?」【予感】でもあり、食事シーンではその女性に対し「鳥みたいだ。」と突然言ったかと思えば剥製のうんちくを語り出し〜など随所に見られる【象徴】がたくさん散りばめられていた。


1959年「北北西に進路を取れ」

いきなりオチを書いてしまうが
主人公と物語の途中出会う女性と最後に結ばれるのだが、最後の崖のシーンから列車内に変わり2人のキスすると、その後のシーンが何故か
【列車がトンネル内に入っていくシーン】に変わる。あえて言わないがこれは、わかりやすい【象徴】である。※察して下さいね!笑


2019年「ジョーカー」

言わずと知れた大ヒット映画だが、70年代映画へのオマージュが沢山あり、何よりロバートデニーロへのオマージュが散りばめてある。

例えば、代表的なシーンは
主人公ジョーカーが自分の部屋の鏡の前で振り向きながら銃を向けるような仕草をするシーンは、完全に1976年デニーロ主演の「タクシードライバー」の中盤を過ぎたあたりに主人公トラヴィスが銃を鏡に向けて自分自身に話すシーンはそのままだが、このパロディは「ジョーカー」の本編とさほど関係ない。【イースターエッグ】
分かる人にしか〈ウキウキ〉しないシーンだ。

他に例えば…

映画「サスペリア」
始めのタクシーに乗るまでのシーンでの【雨】はこれから起こる、恐怖を【予感】させるものだし…

このように、映画ではスクリーンを通し
象徴、予感、イースター〜を駆使して登場人物や物語に隠された【作り手の想い】【感情】や【想い】を表現している。


アニメでの表現は?

アニメでは【イースターエッグ】で有名なのはピクサー映画には必ず【ジブリ作品のキャラクター】がピクサー映画内で何かしらの形で登場する。

日本の名作アニメでは…

例えば…【美少女戦士セーラームーン】

・月=女性の象徴
・セーラー戦士の変身=勇気、困難に立ち向かう姿の象徴=【その姿が美しいという比喩】
・TVアニメ.セーラームーン【無印】
オープニング冒頭、白黒の曇った街が月が輝き色がつき花が咲くシーン=女性が立ち上がる事でこのくらい世界を照らす象徴

とても分かりやすいアニメだった。
毎回予感はもちろん象徴やイースターエッグの連続だ。敵=未来の自分であったり

最近では【鬼滅の刃】の登場人物「ねずこ」の咥えてる竹=口元を隠す=本性を出さない【象徴】であったり(よくある手法らしい)

2011年放送の【魔法少女まどか⭐︎マギカ】
可愛らしいタイトルとは違い終始、陰鬱な雰囲気が漂っているがシーンひとつひとつが【予感】であり、敵として現れる「魔女」生きる事を諦めた象徴。主人公たちの「魔法少女」は全てこんな時代でも諦めないで生きる【象徴】である。


映画、アニメと歌詞で共通している事

【時代を感じ取るジャーナリズム】

タクシードライバーやランボーなどの映画からも読み取れるベトナム戦争後のアメリカの情勢を経験した当時の若者の心情を映していた映画もジャーナリズムであるし

無印セーラームーン最終回〜後の【新世紀エヴァンゲリオン】の心を病んで行く時代に突入。そして、2010年代以降のまどかマギカのあの陰鬱な世界観。

【ヒット作品の共通はつまり、代弁者のような役割を果たしている】


音を通し表現する事に必要な事とは?

時代を感じとるジャーナリズム=人の痛みや悩み、喜びをどれだけ自分事として共感できるか、そして…

映画やアニメを通し学んだのは何より大切なのは…自分事と共感して行動するまでがセット。
[行動はもちろん画家なら絵、音楽家なら音や言葉である]

ここまで調べて得たものを【歌詞】として活かす!

【追記】
〈今、自分感じたリアル〉を思い込みや、見栄を張ったり、自信がなかったりなど様々な作用で書けない=話せない。心に麻酔をかけない。

最後に…

普段はスマホのメモ機能やメモ紙に個人的な頭の整理の為に書く内容なので間違い、「当たり前だろ」「分かりづらい」があったと思いますが!笑

ただのメモ書き実験にここまで付き合って
頂いてありがとうございます!
今後とも少しでも応援して頂くととても幸せです!

ありがとうございました!

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