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2022カタールワールドカップ予想Pt.1

いよいよカタール・ワールドカップの開幕が迫ってきましたね。

TV、メディアでの報道、取り上げ方はまだまだですが、4年に1度のフットボールの祭典を楽しもうと思います。
せっかくなんで、日本代表の試合しか観ないなんてもったいないこと言わずに、楽しみな対戦カードがたくさんあるので、予想したり楽しみながら観たいですね。

予選グループ 組み分け

まずは、優勝候補の話から。 
これまで優勝したことのある国は、ブラジル⑤
イタリア④、ドイツ④、ウルグアイ②、アルゼンチン②、フランス②、イングランド①、スペイン①の8カ国のみ。
今大会では、イタリアを除く7カ国に加え、オランダ、ベルギー、クロアチア、ポルトガル辺りが優勝候補にあげられそう。

直近の5大会のベスト4以上に成績は下記の通り。

【2018  ロシア大会】
優勝   準優勝   3位   4位
フランス クロアチア ベルギー イングランド

【2014  ブラジル大会】
優勝   準優勝    3位   4位
ドイツ アルゼンチン オランダ ブラジル

 【2010  南アフリカ大会】  
優勝   準優勝   3位    4位
スペイン オランダ  ウルグアイ ドイツ

 【2006  ドイツ大会】  
優勝   準優勝   3位    4位
イタリア フランス  ポルトガル ドイツ

 【2002  日本・韓国大会】  
優勝   準優勝   3位    4位
ブラジル ドイツ   トルコ   韓国

2010年大会のスペイン代表、2014年大会のドイツ代表、2018年大会のフランス代表と3大会連続でW杯優勝チームをすべて的中させているたエレクトロニック・アーツ(EA)スポーツは、同社が開発するサッカーゲーム『FIFA 23』でFIFAワールドカップカタール2022のシミュレーションを実施し、アルゼンチン代表が優勝すると予測したことを発表している。

EAによる予想シミュレーション

決勝トーナメントに進んだのは
■グループA
オランダ セネガル
■グループB
アメリカ イングランド
■グループC
アルゼンチン ポーランド
■グループD
デンマーク フランス
■グループE  
スペイン ドイツ
■グループF
クロアチア ベルギー
■グループG
スイス ブラジル
■グループH
韓国 ポルトガル

となり、グループEの日本代表は、残念ながらグループステージ敗退という予想となった。

また、ブックメーカーの予想では、決勝トーナメントに進むのは下記の通りでした。 

■グループA
①オランダ②セネガル
■グループB
①イングランド②アメリカ
■グループC
①アルゼンチン②ポーランド
■グループD
①フランス②デンマーク
■グループE  
①スペイン②ドイツ
■グループF
①ベルギー②クロアチア
■グループG
①ブラジル②スイス、セルビア同率
■グループH
①ポルトガル②ウルグアイ

先日投稿した過去7大会から導き出されたW杯の法則を参照したおくと、

【W杯の法則①】
グループA,D,Fのチームは優勝していない。
➡️優勝候補のフランス、オランダ、ベルギー、クロアチアは優勝出来ない。

【W杯の法則②】
ベスト16の平均内訳は、
・欧州   8〜9
・南米   3〜4
・中南米   1〜2
・アフリカ  0〜1
・その他   0〜1

【W杯の法則③】
ベスト8の平均内訳は、
・欧州   5〜6
・南米   2〜3
・その他  0〜1

【W杯の法則④】
開催国は、2010の南アフリカ以外予選リーグを突破している。
1994  アメリカ ベスト16
1998  フランス 優勝
2002  日本 ベスト16 韓国 ベスト4
2006  ドイツ ベスト4
2010  南アフリカ 予選リーグ敗退
2014  ブラジル  ベスト4
2018  ロシア  ベスト8
➡️カタールが地の利を活かして、決勝トーナメントに進む可能性が高い。

【W杯の法則⑤】
前回大会優勝チーム予選敗退した事例が4件もある。しかも、3大会連続中。

1998 フランス 優勝
2002 予選リーグ敗退

2006 イタリア 優勝
2010  予選リーグ敗退

2010  スペイン 優勝
2014  予選リーグ敗退

2014  ドイツ 優勝
2018  予選リーグ敗退

2018  フランス 優勝
2022       ?

➡️まさかの優勝候補フランスが予選リーグで敗退…⁇

【W杯の法則⑥】 
強豪国が予想外にグループ予選敗退した事例
‘94 コロンビアA
‘98 スペインD
‘02 フランスA、アルゼンチンF、ポルトガルD、クロアチアG
‘10 フランスA、イタリアF
‘14スペインB、イタリアD、イングランドD
‘18 ドイツF
※ D4回 A3回、F3回、B1回、G1回
➡️ 波乱が起きそうなグループは、
■グループA オランダ
■グループD フランス
■グループF ベルギー クロアチア

ということで、出場国と組み分けをあらためて確認しておきましょう。

《予選リーグ 組み分け》
※()内は最新FIFAランキングです。
▼A組
カタール(50)
エクアドル(44)
セネガル(18)
オランダ(8)

▼B組
イングランド(5)
イラン(20)
アメリカ(16)
ウェールズ(19)

▼C組
アルゼンチン(3)
サウジアラビア(51)
メキシコ(13)
ポーランド(26)

▼D組
フランス(4)
オーストラリア(38)
デンマーク(10)
チュニジア(30)

▼E組
スペイン(7)
コスタリカ(31)
ドイツ(11)
日本(24)

▼F組
ベルギー(2)
カナダ(41)
モロッコ(22)
クロアチア(12)

▼G組
ブラジル(1)
セルビア(21)
スイス(15)
カメルーン(43)

▼H組
ポルトガル(9)
ガーナ(61)
ウルグアイ(14)
韓国(28)

これまでの対戦成績や直近の成績や主要な大会の実績等を把握した上で、日程ごとに先発メンバーやフォーメーションをシミュレーションしてみた上で予想してみました。

《グループリーグ展望》
■A組
意外に予想が難しいグループ。
オランダは2016ユーロ、ロシア2018ワールドカップの出場権を逃し、2021ユーロはベスト16と最近は、主要大会で満足の行く結果を残せていない。2019アジア王者、地元カタールは圧倒的なホームの声援をアドバンテージに戦えるので侮れない。マネ抜きでもアフリカ王者セネガルは、前回同様、シセ監督が率い欧州の主要リーグで活躍する強力なメンバーを揃えており、2018ロシア大会で果たせなかった予選リーグ突破を狙う。いや、マネのために団結しそう。エクアドルもは、強国揃いの南米予選を勝ち抜いただけあって、9月の日本戦でも南米らしい試合巧者ぶりを感じさせてくれた。また、プレミアやラ・リーガで活躍している選手もいて、個の能力が高い良い選手揃っている。

■B組
国の歴史的背景を考えても、面白い組み合わせが揃った。イングランドはプレミアで活躍するタレントが揃っているし、2018ロシア大会ベスト4、2021ユーロ準優勝と安定した成績を残しているが、どこか不安を感じさせる監督が心配だが、順当に行けば1位抜けでしょう。2位抜けは、2026北中米大会を控え、若手に有望な選手が揃うアメリカだと思うのですが、大舞台に強いベイル擁するウェールズ、アジア最強のイランにも要注意が必要。

■C組
メッシが悲願のW杯に挑むラストチャンスか?ということでアルゼンチンは確定でしょう。ベスト16の常連で、念願のベスト8を狙うメキシコ、世界屈指のストライカー レヴァンドフスキー擁するポーランドの2位争いか?アジア最終予選で、日本と同組だったサウジは中東の地の利を活かせないかぎり、かなり苦しい戦になりそう。

■D組
バロンドールを獲得したベンゼマが復帰し、エムバペ、グリーズマンはじめ数多くのタレントが揃う前回優勝のフランスが有力視されてますが…欧州開催以外では、足元救われることのあるチームなので要注意。デンマークは2021ユーロでベスト4、今年のネイションズ・リーグでも、フランスとクロアチアに2連勝しており、1位抜けの可能性もありそう。オーストラリアは、アジア最終予戦で、日本代表と同組でしたが、選手個々のクォリティーを見る限り予選突破は難しそう。6月に日本代表と対戦したチュニジアは、有望な若手選手が育ってきているフレッシュなチームだが、ダークホースにはなり得なさそう。

■Eグループ
一般的には、ドイツ、スペインの2強に、日本、コスタリカの2弱でしょう。正直、奇跡でも起こらないかぎり、なかなかに難しい。
やはり、ポイントは初戦のドイツ戦でどういう試合になるか?でこの大会の運命は決まりそう。ドイツは、前回ロシア大会で史上初の予選リーグ敗退を喫しただけに、気を引き締めて臨んでくるでしょう。知将、ハンジ・フリックもしっかり日本代表を分析するでしょうから、どんな試合展開になるのか楽しみ。日本としては、引き分けに持ち込めれば最高。打ち合って、0-3、0-4という最悪のシナリオは避けたいところ。鎌田、三苫の個の能力に期待。そして、何気に2戦目のコスタリカ戦が侮れない。 固く粘り強い守りと、鋭いカウンターに要注意。ルイス・エンリケ率いるスペイン代表は、2021ユーロでベスト4に入ってた後も、強力な若手タレントを上手く登用しながらチーム作りを進めている。最終戦で、ガチンコの状態で戦うのは避けたい…。

■Fグループ
順当にいけば、前回大会ベスト4ベルギー、前回大会準優勝のクロアチアだが、曲者モロッコに要注意。このグループの鍵を握りそう。また
、先日、日本代表が対戦したカナダも次回2026北中米大会のホスト国ということで、若い選手が育ってきており、ダークホース的存在になり得るかも?波乱に要注意。

■Gグループ
優勝候補ブラジルは確定でしょうが、スイス、セルビアといった欧州の実力のある国と、カメルーンで激しい2位が繰り広げられそう。気持ち的には、ストイコビッチ監督のセルビアを応援したいところだが、スイスはロシアW杯ベスト16、2021ユーロでベスト8と着実に結果を残しており、欧州の主要リーグで活躍する選手を多数抱えており、上位国を喰う可能性もありそう。

■H組
ポルトガルが一歩リードしているか?2位を強力な攻撃陣を揃えるウルグアイとガーナ、韓国で争う。ポルトガルは2016ユーロで優勝し、2018〜19ネイションズ・リーグを制したものの、2018ロシアW杯、2021ユーロ共にベスト16 で敗れており、強力なメンバーは揃っているが、なかなか上位に組み込めない。クラブでの問題を抱えているクリスティアーノ・ロナウド最後の大会は果たしてどういう物語になるのか楽しみ。南米予選をなんとか勝ち抜けたウルグアイは、欧州で活躍するタレントが揃っている要注意な存在。2018ロシア大会では、ドイツに2-0でかった韓国は、やはり昨年プレミアリーグで得点王になったソン・フンミンの活躍が鍵を握る。ガーナも欧州の主要クラブで活躍する選手が多数いるので、要注意。何が起きてもおかしくないグループ。

《決勝トーナメント》
■ベスト16

A組1位 カタール
B組2位 イラン


C組1位  アルゼンチン
D組2位  チュニジア


E組1位     ドイツ
F組2位     モロッコ


G組1位     ブラジル
H組2位     ウルグアイ


B組1位     イングランド
A組2位   セネガル


D組1位     デンマーク
C組2位     メキシコ


F組1位     ベルギー
E組2位     日本


H組1位     ポルトガル
G組2位     スイス

【準々決勝】
① [カタール ]
 A組1位vsB組2位の勝者

② [アルゼンチン]
C組1位vsD組2位の勝者

③ [ドイツ ]
E組1位vsF組2位の勝者

④ [ブラジル ]
G組1位vsH組2位の勝者

⑤ [イングランド ]
B組1位vsA組2位の勝者

⑥ [デンマーク ]
D組1位vsC組2位の勝者
 
⑦ [ベルギー]
F組1位vs E組2位の勝者

⑧  [スイス]
G組2位vsH組1位の勝者

【準決勝】
アルゼンチンvs ブラジル 

イングランドvs ベルギー

【決勝】
優勝      アルゼンチン 

準優勝 イングランド

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