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山歩記

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散歩のような山歩きの記録他
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自然の中に孤独な自分を置いてみて、さて私はなにをためすつもりなのだろう。はっきりした考えで山にきたわけではないが、なにかすこしばかり自分で人間を実験してみるつもりがあったように思うのだ——「ムササビ射ちの夜」——辻まこと

□△◯☆
2年前

神戸岩+大岳滝巡り

 「2億5千万年前の露出した地層が神秘的な景観をつくりだしている (檜原村観光協会)」という…

□△◯☆
2日前
1

真木お伊勢山+花咲山

 「満開は二、三日前だったかな」という感じだったが、今回で大月市選定の「秀麗富嶽十二景」…

□△◯☆
3週間前
2

高川山 (「屏風岩」経由)

 本日は山登りは2年ぶりという旧友との「のんびり」登山。大月のひとつ先の初狩という駅から…

□△◯☆
1か月前
2

『山の詩集』 06

 「さびしさ」とは何だろう。どんな気持ちだろう。山村さんに聞いたらどう答えるだろう… そ…

□△◯☆
1か月前
1

陣馬山

 「山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば…

□△◯☆
1か月前
4

北高尾(ハーフ)+景信山

 先週、先々週と、膝が調子が良くない。下りの両膝の痛み。前回、前々回をふまえての山歩。近場。先週は南高尾だったので今週は北高尾。続けて登っているからか、ロキソニンの効き目か、激下りのところも多かったがさほど苦にならず。それよりも「花粉」だった本日の山歩。 [ルート] 高尾駅→駒木野→(熊笹山は巻いて) 富士見台→狐塚峠→小下沢 (景信山登山口)→景信山→(景信山東尾根で) 大久保山→木下沢梅林→日影バス停→(歩いて) 高尾駅 約16km、休憩込みで7時間の山歩  6時頃、

南高尾(ハーフ)+小仏城山

 先週に引き続いての山歩。今度は近場。以前「南高尾」でスルーした「入沢山」に登ろうかと、…

□△◯☆
1か月前
1

御前山 (奥多摩)

 5ヶ月ぶりの山歩き。藤野から陣馬山を久しぶりに歩こうかと思っていたのだが、上野原と四方…

□△◯☆
2か月前
1

『山の詩集』 05

 「途上」に「みち」とルビが振られている。どうしたって『あの事は話されない….』が、誰も…

□△◯☆
3か月前
2

高尾山

 5ヶ月ぶりの山。なので、近場。南でも北でもない高尾。登りは稲荷山コース、下りは6号路。始…

□△◯☆
7か月前

『山の詩集』 04

 はい、辻まことさんの登場です。この文章に興味を持たれたら、数少ない著作の中からピンとき…

□△◯☆
7か月前
2

『山の詩集』 03

 見えなかったものが見えてくる。しかし、どうしたって見えないものがある。それを追い求め、…

□△◯☆
8か月前
6

『山の詩集』 02

 「原始の森の」を省き『誰が最初に….』という題の方が良い気がするなぁ、と思いつつ読み返したら「山」を超えた世界が見えてきた。「誰が最初に….」を考えていくと「誰が最後なのかもわからない」ことに気づく。それを「無始無終」などと言葉にしたところで収まりはつかない。  「独坐大雄峰」という禅語を思い出す。独り坐れば山となる。山とはいえど、地続きで、どこまでも果てしなくぶっ続いている「山」。歩いたり走ったり、飛んだり跳ねたり、泳いだりもする「自在」の山。今ここに存在しているという