ペテ美

人間椅子に度肝を抜かれた多感な時期の人間です。スズケンに深く心酔してます。 筋少、たま…

ペテ美

人間椅子に度肝を抜かれた多感な時期の人間です。スズケンに深く心酔してます。 筋少、たまなんかも好きです。 それまではTHE YELLOW MONKEYに傾倒。

最近の記事

超個人的・鈴木研一の生んだ名歌詞

私(わたくし)ペテ美が勝手に選ぶ、人間椅子・鈴木研一氏が生んだ名歌詞。 前回に引き続き五曲ほど挙げるつもりなのでお付き合い下さい。 びくんびくんと引き攣って喰われちまう どくんどくんと迸って喰われちまう 喰われてもこんなにも気持ちいいのは それはきっと蟷螂の雄だからだ 【恍惚の蟷螂】 いかにも鈴木氏らしいワードセンス。蟷螂を庭で飼育されているそうなので、そこから着想を得ているのかもしれない。 しかし「俺」は蟷螂で、雌に喰われることに恍惚を覚える、なんて歌詞を考えられるのは

    • 超個人的・和嶋慎治の生んだ名歌詞

      ペテ美セレクト(一般的な感性なもので至って普通かもしれない)の人間椅子・和嶋慎治の生み出した名歌詞を勝手にまとめていく。 Twitterで書いていた人と被ってしまうところも度々あるが、私も好きなのでお許しを。 まぶたの奥で微笑んだ 三原色の残像 そのまま冷たいくちづけ…… 【ブラウン管の花嫁】 人間椅子らしからぬ美しい表現、ゆったりしたメロディ。厨二病真っ盛りの自分には正直堪らない歌詞。統合失調症の男が画面に映る女性にそっと口付ける場面なんて言葉で聞けば幻想的だが、現実

      • 「屈折くん」和嶋慎治

        和嶋氏が書かれた自伝エッセイ本、「屈折くん」を読了。 感想と余計なことを書いていきたいと思う。 (金欠学生には文庫版で精一杯) 以下、完全にネタバレ。 未読の人は読まないで頂きたい。 まず、幼少期の話。 冒頭のアンパンの話や保母さんの話は、もう太宰治の「人間失格」そのもの。ちょっとビビる。 しかし段々と大庭葉蔵的な境遇はなりを潜めていき、ひねくれたギター少年へと変貌。 学生時代の話になると、恋愛、勉学、文学、そして音楽。様々なものに囲まれてそれぞれに苦悩し、充実した

        • 人間椅子【芋虫】〜五体満足の芋虫〜

          私が今いちばん好きなバンドは人間椅子で、 人間椅子のなかでいちばん好きな曲が「芋虫」である。 我らが鈴木研一氏が作詞作曲を担当しているこのド級の名曲は、8分41秒(ライブだともっと長い)というかなりの長尺だ。 題材は江戸川乱歩の「芋虫」からとっている(と思われる)が、個人的な意見だと江戸川乱歩の描いた「芋虫」のイメソンとしての完成度はあまり高くないと思っている。 私は中一の時に乱歩の「芋虫」を読み、絶大なトラウマと興奮を覚えた。 15分もあれば読み切れてしまう程の短さな

        超個人的・鈴木研一の生んだ名歌詞

          noteを始めてみる。

          なにもしないよりかは、なにかした方がいい。 と、誰に言われた訳でもなく思ったので、noteを始めてみようと思う。 日常は絶望的なまでに面白くないので、好きな曲なんかの自分勝手な解釈を書きたい。 基本的には「人間椅子」の曲について、たまーに筋少、たま(バンド)のことについて書くかも。 THE YELLOW MONKEY(吉井和哉)のことも書けたら本当は1番いい。 全ての知識が浅い、にわかのポエム地味た文字なんて誰も読まないだろうから自分が最高の読者になれるよう努力していこ

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