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お稽古のお菓子

今日も雪の中、お稽古に行ってきました。お茶のお稽古といえば楽しみは美味しい和菓子ですよね。

私の師匠は近くの老舗菓子店に注文しています。表向きそんなに和菓子屋さんっぽくないので気づいてない方が多いようなのですが、月替わりで創作の和菓子を作っています。

この季節でいえば、寒菊や山茶花などがほかの和菓子屋さん同様作られていますが、写真の「みかん」はうちの社中お気に入りで今回特別注文で作ってもらったものです。

皮がむけていてリアルですが、覆っている皮の部分をめくるとちゃんと中の白い筋までが作られている、まさに技ありな一品です。

社中ではベテランにあたる元銀行員の男性がおり、隣町の学校でお茶を教えたりしていますが、お正月にお茶会をするためにこの「みかん」を注文することにしたそうです。

すると私と年の近い女性も、新年の口取りに使いたいと言い出し、一緒にまとめて注文しないかと誘われました。特に口取りを予定してはいなかったのですが、これならあっても家族の話題作りになるだろうとそのお誘いにのることに。

ただこの「みかん」はほかの和菓子に比べると倍の手間がかかるそうで、お菓子屋さんから待ったがかかったそうです。年末の忙しい時期に一度に大量注文が出たら、お菓子屋さんも困りますよね。

これが買えるかどうかが来年の運試しになるかも。楽しみに結果を待つことにします。

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