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2020/1/4 「思い出と発見とまるごとバナナと」

・バスに乗って出かけた際に途中のバス停で1組の老夫婦が下りて行った。
先導しているおじいさんのダウンの袖をおばあさんが摘まみながらゆっくりと下りて行った。夫婦中がいいのであろうことが見て取れ、なんだか年明けからいいものを見ることが出来たような気がした。それと同時に自分の両親のことを思い出していた。

・私の両親は特別仲がいいということはなかったと思う。喧嘩をすることもなかったが二人でどこかに出かけたりすることも二人で仲良く話しているところも見たことがなかった。物心ついたころからそうだったので、ある時まで夫婦という関係はこういった距離感なのだと思っていた。友人の両親も親戚の夫婦もそうだったので、なおの事それが一般的だと思っていた。

・インターネットに触れるようになってから世の中にはもっとお互いの距離感が近い夫婦がいることを知った。世の中にはそのような夫婦がいる。夫婦という関係を考えるとむしろそちらの方が理解できた。

・自分の両親はなぜ夫婦なのか疑問に思った。「なんで二人は結婚したの?」とでも聞いてみればよかったのだろうが、回答によってはそれまで自分の中にあった仲が良くもないし悪くもない両親が消えてしまうような気がしたので、怖くて聞くことが出来なかった。

・私はそんな思いを持ったまま実家を離れたが、ある時地元にいる妹から両親が結婚記念日に二人で温泉旅行に行ったことを聞いた。心底驚いたが同時に安心もした。結局全ては自分の思い過ごしだったのだろう。人にはちょうどいい距離感がある。私の両親は今の距離感がちょうどいいのだろう。近すぎず遠すぎず。お互いにとって過ごしやすい関係を築くことが夫婦なのかと思った。

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・これはパワーフードです。半額シールが貼ってあるのでさらに強いです。

・まるごとバナナを久方ぶりに食べた。最後に食べたのは高校生だったような気がする。まるごとバナナの名は体を表す感はすごい。名前を見てバナナが入っていることは分かる。まるごとの意味は分からなくても形状でもある程度察することができるし、一口食べればまるごとの意味がスッと理解できる。ここまで名で体を表せる食品は他にうまい棒ぐらいしかないでしょう。

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・まるごとバナナ歴が長いがずっとこれの使い方が分からなくて、ハサミや歯で開けていたけど、矢印の通り上下に引っ張ってみたらスルッと取れた。
改めて見るとなんとも分かりやすいデザインなのかと感心した。余計な文章もなく記号だけで何をすればいいのかを的確に示している。素晴らしい。

・視野を広く持つことを今年の目標としたいと思います。

お金を捨てるためのドブです。 ドブに捨てるよりも時間はかかりませんので是非。