見えない圧力をどうやって見つけたか。1
ROKPRESSOユーザーが1番に疑問に思うことではないでしょうか。
どのくらいの力で抽出してるの?
僕も聞かれることがとても多く、わざわざ沖縄まで足を運んで、確かめに来られる方がいたりします。
この、圧力、という力は、エスプレッソにとってすごく大事で、圧力がなければエスプレッソと呼べないほどです。
文字として、どうすれば伝わるのか。
全く思いつかないな〜、と思いながら綴ってみます。
圧力計が付いてないROKでは、何を目印に力加減を考えたらいいのかがわからないため、暗闇で歩くような気分になると思います。
僕がそうでした。
その時の自分が、何を目標にROKしていたのかというと、通っているコーヒースタンドのエスプレッソとずっと比較していました。
そんなことを思いつつ、レバーを握っていました。あーだこーだとお店の方に話を聞いてもらいながら、エスプレッソを教えてもらっていました。
その時も必ずと言っていいほど出てくる言葉が
「9気圧」
まずは、圧力を掛けなきゃいけない、というのを教えてもらいました。
そこから何をしたかというと、当時使っていたポーレックスミルで
とりあえず、細く挽ける極限まで極細挽きにしたのです。
そしたら、何が出てきたか、
油
です。
これ、
コーヒーオイル
です。
とても苦く、飲めませんでした。
そして、レバーを1分以上押し込んでいた記憶があります。
そこから、1クリックずつ粗くしながら抽出していき、クレマっぽい、
クリーム状の液体
が滴ってきました。
この時の感動は、
エスプレッソの世界ってここか!
と興奮したのを思い出しました。
エスプレッソが何か。
その入り口が明るく見えた時、安心するよりも、ここからだ!とアクセルを踏んだような感覚だったのを覚えています。
この時、どのくらいの圧力で抽出していたのかはわからないですが、
油が出るほど細かく
油を出すほどの力で搾る
そのときの感覚をそのままに
挽き目を1つ1つ粗くしながら
調整していく。
そうして、エスプレッソの世界への扉を開けることができました。
圧力を探る話は、今日はここまで。
では、
エスプレッソを飲もう!笑
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