エッセイ遊ちゃん

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最近の記事

べリーソーベリー

どんなに考えたって 本当の他人の気持ちは分からない。 どんなに考えたって 本当の他人の気持ちにはなれない。 そのはずなのに、 私は他人の気持ちを 分かりたい、分かりたい って思いすぎて 自分で作っちゃっていたらしい。 それがその人の体にあるって 思い込んでいたらしい。 他人が私を嫌う気持ちも見方も 私が勝手に作っちゃってたらしい。 でも自分でやってないと思ってた。 他人の気持ちが、そこにある、あり続けるって 思い込んでた。 分かりたい、分かりた

    • 全部病気のせいにしろと言われた

      読んでる人、 意味わからないだろうと思うけど書く。 自分のために。 私の病気のことがまた少し分かった。 私の病気が、 私の気持ちでいることを やめさせようとしてくる。 そして、私を嫌いなやつの気持ちで居ろ、と 命令してくる。 だから、 私のことを嫌いな人の 私を嫌いな気持ちにならせようとしてくる。 私の気持ちじゃなく そいつの気持ちで居ろ、と 強制してくる。 その人の気持ち、思い、性格であれ、と 強制してくる。 自分の気持ちになっても 忘れるなよって感じで 横に

      • セリアの親子

        自転車を買ったから、 行動範囲が広がった。 隣町のセリアまで行けるようになった。 ふらふら買うあてもなく 商品を見ていると 隣に女の子とお父さんがいた。 女の子は小学校低学年かな。 お父さんはメガネでちょっと太ってた。 その女の子がどうやら なにかの部屋を作るらしい。 人形の? 分からないけど 「トイレいるでしょ、お風呂もいるでしょ」 みたいなことを言っていた。 そうしたらお父さんが 「部屋にトイレもお風呂もあったら いやらしー!!○○ちゃんそれ

        • シンガー

          andymoriの シンガーという曲を聴いて、 日曜の午後とかに 夕日に照らされながら 東京のコンビニに入ることを思った。 それは私が都会で暮らす 未来の話。 他の人の気持ちはなくて、 ただ自分の人生だけあって、 ゆらゆらしながら 歩いてる。 そんな日を夢みてる。 一瞬だけ その雰囲気になれたって話。

        べリーソーベリー

          ハードオフ

          ハードオフで見つけた リトルマーチンだけど、 もう私のものなんだよね 買わなかったけど 頭の中ではもう私のもので あのリトルマーチンで 銀杏BOYZを弾く夢をみる あのリトルマーチンに名前をつけよう 君が好きな どら焼きなんてどう? いやいや それじゃあ君がドラえもんみたいじゃん 名前なんてつけたら 本当に私のモノみたいだね でももう私のモノなんだよ ハードオフに並んでたら あのギターだけ え?なんでここにあるの? 私のモノなのに って思うだ

          彼女

          今までの人と この子は 何かが違う。 そう思われたいだけ。

          水の音

          水の音を聞くと 安心するっていうのはよく聞く話で。 私の部屋には、 近くの川の音が小さく聞こえる。 その音を聞きながら寝るのが好き。 大雨が降ったりなんかすると 私はとても嬉しくなる。 家にいると、雨が他のひとから 守ってくれる、と思う。 自分と他人の間の境界線が雨。 だから、雨が降ると安心する。 水の音は守られている感じがするんだね。 自分を守る膜のような。 お母さんのお腹の中にいた時の、 羊水だね。 眠くなるのもそのせいかな? 心地いいよね。

          こんな夜

          こんな夜は、 きみと話をしていたいな 電話でもLINEでもいいから きみから来ればいいのに でも来ないんだ 来るわけがない そんな気持ちを持ちながら きょうもひとりで眠りにつくんだよ またあそぼうね わたしはきみのこと結構好きなんだ そう昨日思った って、だけの話