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地震のメカニズムと備え:被害を最小限に抑えるために知っておくべきこと

地震のメカニズム



地震は、地球内部の深いところで起こる地震波によって引き起こされる震動のことを指します。地球の表層を構成するプレートが、地球内部の流動するマントルと接触しているために、それらのプレートが押し合いやずり落ちなどの力学的なストレスを生じさせます。このストレスが限界を超えた場合、大きく動いたり、亀裂が入ります。これが地震という現象となります。
地震の発生場所は、地球内部にあるプレートが接触する境界線に集中しています。これらの境界線を「活断層」と呼びます。活断層に沿って地震が発生することが多いため、このような地域を「活断層帯」と呼ぶことがあります。

地震の大きさ

地震の大きさは、マグニチュードと呼ばれる指標によって表されます。
マグニチュードは、地震波によって引き起こされる地震そのものの大きさを示します。
対して震度とは、地震が起きた際に私たちが生活している場所での揺れの
大きさを示します。

地震の種類

地震の種類には、大きく2つの種類があります。
1.海溝型地震
海溝型地震とは、地球の表面を構成するプレートのうち、海洋プレートが
陸地プレートと激しくぶつかり合う場所で発生する地震のことです。
非常に強い揺れをもたらすため、大規模な津波を引き起こすことがあります。

2.内陸型地震
内陸型地震は冒頭で述べた地殻内部の活断層がズレることで発生します。
活断層が多く存在する日本においては、全て地域で発生する危険性があります。また震源地に近い地域では大きな被害をもたらすことがあります

地震への備え


地震に備えるためには、先ず家庭や職場などでの安全な避難場所の確保、
防災用品の準備、災害時に使用することができる非常食を含めた備蓄品などの備えが大切です。
また近年ではテクノロジーの進化により地震の早期警戒情報など、より個人が迅速かつ正確な情報を得る事ができる様になって来ています。
これらの情報を得て、実際に命を守る行動をとる事が重要です。
そのために地震に関する知識を向上させることも重要です。
地震メカニズム、災害発生時の対応方法、救命技術などを学ぶことで、
地震からの被害を最小限に抑えることができます。

まとめ

地震は私たちの生活、ひいては命に重大な影響をもたらす自然災害です。
予測も出来ず、瞬間的に甚大な被害を及ぼしかねません。
しかし個人や社会全体で意識し、備え、行動する事で被害を最小限に抑えることが出来ます。
そのためにも私たち自身、家族、友人、近隣の人々などが繋がり日頃から
防災に関心を持ち、話し合ったり、相談、提案する様な場を設ける事が大切です。

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