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6/1「新・平和学習のあり方を考えるⅡ①」開催しました!

北九州市民カレッジ「新・平和学習のあり方を考えるⅡ」の第1回を開催しました。

コーディネーターは、聞き書きボランティア「平野塾」の渡辺いづみさんです。
30名の定員を超える37名の方からの応募があり、関心の高さがうかがえます。
昨年度の講座を受講した方が大勢参加されていることも特徴的です。
 
初回の講師は平和のまちミュージアム館長の重信幸彦さんと、戦争体験語り部の杉野慧子さんのお2人で、「聞き書きで証言をのこす活動とは~民俗学的視点から学ぶトークセッション」をテーマに開催しました。
 

1部は杉野さんが小学生の時の戦争体験について、写真や手作りの模型、防空頭巾などの小道具も駆使されながらお話されました。
 
2部は重信さんが、自らが実践されてきた民俗学など研究者の立場で行う聞き書きの手法と、平野塾が行っている手法の違いについて説明されました。
録音を前提としない平野塾の聞き書きは、語り手と聞き手の対話のプロセスによる共同作業でつくり上げていくもので、深い聞き書きになっているとのお話でした。
 
3部は、杉野さんと重信さん、渡辺さんの3人でのトークセッションです。
杉野さんの戦争体験と、渡辺さんの聞き書きの取組みについて、重信さんが質問をして掘り下げる形で進みました。
 
とても盛りだくさんな内容で、2時間があっという間に過ぎました。
終了後も、講師を囲んで質問をされる受講生の姿も見られました。
次回の講座もとても楽しみです。

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