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葬儀費用の内訳について その②

寺院関連の費用内訳

寺院関連の費用内訳を計算する時は大きく分けて二つの種類の費用が発生するということを知っておきましょう。まずはお坊さんに支払う謝礼です。

これは地域やお寺によって違うので、相場というのは基本的には存在しないです。

インターネットなどで検索してもあまり情報は見つからないですし、口コミサイトのようなものもほとんど無いです。

そうなると料金は言い値になってしまう可能性が高いです。お坊さんに対する謝礼を値引きしてもらうのは抵抗があるという人が多いので、値切り交渉をする人は少ないです。

しかし、自分の中で予算が決まっている場合は、この範囲で何とかおさまるようにお願いしますということを伝えるとよいでしょう。

融通が利く方であれば多少は安くしてくれるかもしれません。

冠婚葬祭は意外と出費が掛かりますし、色々なものが重なると金銭的に厳しくなることもあります。

値切ることができないと決め付けるのではなく、柔軟に交渉することは重要です。

一昔前はお坊さんに言われた金額を黙って支払うのが当たり前でしたが、今はそこまで気を使う必要は無いです。

お葬式を安くするプランなども存在するので、担当者と色々話をしてみるとよいでしょう。

葬儀屋さんも仕事なので、なるべく高いプランをお勧めしようとしますが、そこはあまり気にしないで自分の判断で必要ないものは省いていくと良いです。故人による意向がある場合は、それを最優先するべきです。

故人が盛大にやって欲しいというのであれば、予算を掛けて盛大にやるのもありです。

逆に小さくても構わないというのであれば、最小限の規模で行うと良いです。

規模が小さくなればそれだけ予算を抑えることにつながるので、家族のために余計なお金を使って欲しくないという場合は、事前に家族に伝えておくべきでしょう。

葬儀を行う場所も非常に重要なポイントになります。

大きなホールで葬儀を行うと会場の料金は高くなりますが、比較的コンパクトなところを選べば安くおさえることができます。

また、会場はあまり遠いところにしないほうが良いです。家族や親戚が集まりやすいように、実家に近い場所で葬儀会場をおさえるべきでしょう。

自家用車で集まる場合は広い駐車場があるほうが良いですし、駅から近い場合は会場までのバスなどを用意しておけば準備万端です。

タクシーを使ってしまうと移動にかかる費用が高くなるので、なるべく大人数でまとまって移動するほうが良いです。

接待・飲食の費用内訳

葬儀のときは必ず食事を用意しなくてはいけないです。

長いときは数時間から半日くらいかかるので、軽食とメインの食事の2回くらい準備することもあります。

参加者が身内だけであればそこまで気を使う必要は無いので、何を食べたいか聞くことができます。

和食か洋食、中華などから選ぶことが多く、軽食はサンドイッチやおにぎり、お菓子などが定番です。

仕事の関係者などをたくさん呼ぶ場合は、かなり気を使う必要があります。

幅広い年代の方が満足できるような食事を用意する必要がありますし、食べ物や飲み物が足りないということは絶対に避けなければいけないです。

たくさん用意すれば良いという訳ではないですが、余裕のある量を準備しておいたほうが無難です。

故人の家族は招く側なので、接待をするときもあります。接待する時はまずはお店の予約をしなくてはいけないです。

このときに問題になるのが参加する人数の把握です。

当日まで参加人数が分からないとお店側も困ってしまいますし、迷惑をかけることになるので、なるべく1週間前くらいまでには正確な参加人数を把握して、お店に伝えるようにしましょう。

お店によっては100人でも問題ないというところもあれば、20人以内にしてくださいというところもあります。

基本的にはコース料理が多いので、ホテルのレストランや料亭のようなところを使うことが多いです。

接待・飲食の費用内訳を見てみると、料理はコース料金に含まれていることが多く、お酒も飲み放題ということが多いです。

お酒はビールやハイボールはもちろん、ワインや日本酒などもあります。

車移動の方が多い場合はお酒を飲むことができないので、ノンアルコールビールやノンアルコールカクテルなどを用意しておいたほうが良いです。

子どもがいることも多いので、ソフトドリンクも用意しておくべきでしょう。

団体での利用になるので、貸切や個室を利用するのが良いです。

葬儀の後に食事会を開催することが多いので、お祝い事のように騒ぐことは控えるべきでしょう。

故人の家族は悲しみの気持ちがありますし、すぐにきりかえることができない人も多いので、お酒を飲みすぎて騒いだり、他人の悪口を言うようなことは避けましょう。

参加する人が気持ちよく帰宅できるように、一人ひとりがモラルを守って行動するのが大事です。

故人の家族の気持ちをしっかりと理解して、悲しみに寄り添うような気遣い、行動も非常に大切になります。


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葬儀費用の内訳注意点

葬儀費用の内訳注意点は色々あります。

あれもこれもとプラスしたくなる気持ちは分かりますが、本当に必要なものと、そこまで重要ではないものはしっかりと見極めたほうが良いです。

大事なことは費用と総合的はバランスであり、お金をたくさん掛ければ良いというものでもないということを理解しておきましょう。

葬儀会社によって葬儀の項目が異なりますし、単純に比較するのが難しいことも多いです。

ここでは費用の注意点を紹介するので、ポイントをおさえて納得できるものにしましょう。

まずは基本料金から説明していきます。

祭壇や人件費、運営管理などは全て葬儀会社が担当します。

お葬式全般を任せるので、それに付随するサービスに対価を支払います。

付帯費用は式場や地域の慣習によって大きく変わります。

人数によっても金額が変動するので、事前に把握するのが難しいところでもあります。

支出と収入のバランスを考えて、無理のない範囲で調整を行っていくと良いです。

後で計算してみたら余分なものがたくさんあった、もっと豪華にしたかったのに上手く伝わらなかったということが無いように、事前の話し合いでしっかりと意見を伝えましょう。

確認を怠ると「知らない内にオプションが追加されている」なんてこともあり得るので、契約の段階で気が付くように集中して話を聞くべきです。

何でも聞き流していると、気が付かないうちに追加料金が発生していることもあります。

近年は低価格のプランをアピールしている会社が多いですが、最終的には従来のお葬式と変わらない料金が発生することもあります。

料金を見る時は全てが込みになったものなのか、それとも一部だけなのかをしっかりと見極めましょう。

大事なことは小さく記載しているずる賢い会社も多いので、見落としが無いように確認しておきます。

トラブルを防ぐためにはお葬式の形式と人数、場所を明確に決めておくと良いです。

後から変更すると料金を把握するのが大変になります。

もう一つは詳細な見積もりを出してもらうことです。

おおまかな見積もりだけで話を進めていくと、気が付いた時は追加料金が発生していることがあります。

最終的に見積もりを出してもらい、それ以上は費用がかからないことを約束してもらうと良いです。

最初の段階で予算を提示してしまうという方法もあります。

初心者の場合はこの方法が一番ミスが無いでしょう。

曖昧なまま話を進めていくと勘違いが生まれやすいので、一つ一つ完璧に理解しながら次に進むと良いです。

葬儀費用の内訳まとめ

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ここまで寺院関連の費用内訳、接待・飲食の費用内訳の説明を行ってきました。

葬儀の注意点も分かったはずなので、勘違いやミスを減らすことができるはずでしょう。

お葬式は亡くなった人にできる最後の行いなので、できるだけお金をたくさん掛けてあげたいという人が多いです。

しかし、悪質な葬儀会社はそういった感情を利用して法外な料金を請求したり、追加で料金を加算してくることがあります。

その時に正しい判断ができるように、細かく料金を把握しておくことが重要です。

分からないことを分からないままにしておくと、最終的にたくさんのお金を支払うことになるので要注意です。

担当者としっかりと話し合いをするというのも重要です。担当者以外の人と料金の話をしても、連絡が上手く伝達していないと意味が無いです。

なるべく担当者に直接価格交渉をするようにして、気が付かないうちに色々なオプションが追加されないように言っておきましょう。

葬儀にかかる費用の中には火葬場の料金や式場、さらにはお寺やお坊さんに支払う謝礼も含まれています。

葬儀場や接待のお店などと一緒にはじめに考えておかなくてはいけないポイントになります。

格安を売りにしている会社は一部の料金だけを前面に押し出していて、後から料金を請求してくることがあります。

こういった悪質な方法に騙されないように注意しながら話を進めていきましょう。

会社を選ぶコツとして、口コミが良いところを選ぶと良いです。

とはいっても口コミの数は少ないと思うので、情報収集は結構大変です。細かく見積もりを出すことで信頼感が増すので、見積もりを出すことに躊躇しているような会社とは契約しないほうが良いです。

料金制度を分かりやすくしていて、明朗会計を行っている会社は優先的に候補に入れるべきでしょう。

正直なところ、お葬式には無駄な料金が発生していることが多いです。故人のために色々やってあげたい思う気持ちは大切にしなければいけないのですが、それは心の中で思えば良いことで、お金をたくさん使って派手にすれば良いという訳ではないです。

見栄を張って盛大にしたり、大きな会場を用意するのが本当によいことなのか、故人が喜ぶのかというのをしっかりと考えたほうが良いです。

最近は身内だけでひっそりと行って欲しいという人が増えていて、以前よりもシンプルなプランを採用する人が多いです。

今後もこの流れは続くと思うので、シンプルなものが流行するでしょう。

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