【感想】アルテ 16巻/蒼風の作品感想雑記
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雑記
正直これをやりたかったから始めた感が強い感想雑記。今回はアルテの16巻のお話。
お話っていっても、16巻という巻数にもなれば、考察なんて野暮なことは基本的にする必要が無い……って描こうとしたけど、ぱっと思いつくだけで3作品ほど、このくらいの巻数まで順風満帆だったのに、段々と狂っていった作品を思い出しました。ううん、ままならない。
今回、SSSという評価を出した(具体的な感想はこちら)こともあって、自分が今まで見てきたどの漫画よりも高いハードルがある状態で読むことになったわけですけど、やっぱり、そうそう崩れないですね。うん。まあ1冊でどうこうするものではないとは思うんですけど。
話が一気に進んだのは結構びっくり。最初「あれ?」ってなって遡って読み返しましたよ。まさか宮廷画家の話がこんなにあっさりと終幕になってしまうとは。
でもまあ、考えてみると、身近に明らかな後ろ盾はいて、実力もあって、経験もある以上、やることはある意味で同じなんですよね。今までと。
だから、ごっそりと「4years later……」みたいな感じで略しても全然話としては通用するんですけど、それでも結構びっくり。自分だと端折りながらやっぱり書いてしまう気がする。似たような展開にならないように気を付けながら。
物語的に結構ハードな展開が続いていて、個人的な感覚で「これ、ハッピーになるか……?」っていう不安が尽きない雰囲気が漂い続けてるんですけど、ただ、今までもそういうハードルを論理的に破綻なく超えてきてる作品なので、多分大丈夫……だよね。大丈夫だと思いたい。
そのあたりの「ハッピーエンドにつながるよね?」みたいな感じはちょっと少年漫画みがあるなぁと思ったりもします。そもそも最初に無茶ぶりを何とかするあたりが実に少年漫画的と言えなくもない。
ちなみに次の巻は秋だそうです。うう……遠い。
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