見出し画像

安保瑠輝也についての考察

ゴン格

来歴
幼少期から空手をやっていて、安保三兄弟と言えば関西で評判だった(安保瑠輝也は次男)。世界大会準優勝、K-1参戦を目指しグローブ空手にも転向。小学校6年生の頃には後に対戦することになるブアカーオの元へ会いに行ったりもする。

16歳になりKrushでプロデビュー。相手の平塚も空手で実績十分。空手エリート同士でどちらもデビュー戦

このデビュー戦では平塚の貫禄勝ち。安保は二戦目でプロ初勝利をあげるもなんとも言えない勝ち方

なお、この時の相手の加藤はのちに島野浩太朗や石川直生に勝利してKrushトップ戦線に躍り出るが、そこ止まり。

この試合を境に16歳の安保少年、小さい頃の厳しい父親への反動もあったのか地下格闘家へ転身する。※この1年前に旧K-1が崩壊したのも関係あると思われる
地下格闘技で自信をつけたのか3年後にKrush復帰。※新生K-1がスタートしたのも関係あると思われる

さらにシュートボクシングにも参戦。当時は若手有望株としてトーナメント優勝してた上で後にTHEMATCH2022で野杁を破る海人と対戦。試合を有利に進めていたのは安保だが、2R後半に海人が大逆転のKO勝利。※後にK-1グループで海斗と試合するが、当然ながら海人とは別人 ややこしい

そしてHIROYA・大雅擁するトライハードジムへ移籍。この時点でジム3つ目くらい。
この頃くらいから弟 安保璃紅がKrushで快進撃を重ね怒涛の5連勝でKrushスーパーフェザー級のタイトルを獲得(トーナメント決勝で後のK-1王者レオナ・ペタスにも勝利している)。
言い方は悪いが弟のついでみたいな形で瑠輝也にも注目がいくようになる。
そして注目が集まった先で安保の代名詞とも言えるこの試合があった
ライト級トーナメントリザーブマッチ抜擢。相手の水町はRISEからの移籍初戦でRISE含め4本のベルトを巻いてる強豪。この時の安保はプロ3勝2敗+地下格闘技と格下状態(幼少期は空手エリートではあるが・・・)。
Krushというか新生K-1はよくこういうキャリア差のある試合組みがち。

試合はご存知の通り安保が二段のハイキックで劇的なKO勝利。その後Krushで2連勝して、後のK-1ライト級王者であるゴンナパー・ウィラサクレックとワンマッチが組まれる・・・がトライハードジムがK-1離脱。それに伴い安保兄弟もK-1離脱と思われた・・・・・・
実際この時期にRISE運営と密接に関わりのあるターゲットジムや、テッペン関係者とも接触している。あれ、じゃあどっちみちトライハードジムから移籍する気だった・・・?

ここまで匂わせつつもteam ALL-WIN立ち上げでまさかのK-1再転向。立ち上げたばかりなので、野杁にセコンドをお願いするようなバタバタ度合い。
そんな状況の悪さの中でゴンナパーと仕切り直しマッチに挑むがKO負け

まぁ万全でも勝てたかと言われると・・・
次戦でゴンナパーに負けた同士での林健太(ゴンナパーの前の後のK-1ライト級王者)を組まれ、こちらは圧勝。この林戦を最後にスーパーライト級へ転向。


さて、新生K-1、スーパーライト転向初戦で誰を当てるのか・・・

2009年からKrush 2014年から新生K-1と長く新生K-1グループを引っ張ってきた功労者山崎秀晃との試合が組まれる。ちなみにこの時の山崎はスーパーライト級タイトルマッチが当時の王者であるゲーオ・ウィラサクレックの都合で流れ、ゴンナパー・ウィラサクレックと試合し敗北。温情でゲーオとの試合も組まれるも敗退。ゴンナパーは山崎に勝利したことが評価され、安保がリザーバーに抜擢されたライト級トーナメントに参戦、卜部功也を破る大金星をあげるがそのダメージで準決勝で敗北。

試合はダウンを奪い合い延長へもつれ込む大激闘。キャリアに劣る安保が延長でKO勝利。一躍スーパーライト級トップ戦線へショートカットに成功する。

その後Krushスーパーライト級王者の佐々木大蔵を下し、スーパーライト級タイトルマッチでゲーオ・ウィラサクレックに挑戦し、微妙な内容ながらも勝利しタイトル戴冠。また、安保自らゲーオを逆指名しダイレクトリマッチがタイトルマッチとして組まれそこでも安保が勝利。さらにRISEやKNOCK OUTなどでキャリアを積んでいた不可思も撃破。
この頃にYouTubeもスタート。

格闘家・ユーチューバーとしてスター街道を爆進・・・するはずだった。
この頃からTwitterもトラッシュトークが捗るようになっていて、アンチも多く生まれたり魔娑斗から苦言を呈されるようにもなった。

そんな安保にお灸を据えるように現れたのが、自身が躍進するきっかけともいえる相手である山崎秀晃だった。地元大阪(山崎も京都出身なのである意味地元)でのメインイベント。はたしてどうなるか

まぁ書き方からわかるように、山崎の1RKO勝利。ちなみに安保はスーパーライト級では4人としか試合してなかったりする。この試合の勝利で、安保と似たような問題児木村ミノルに喧嘩を売ると思われていたのでいろいろなところから計画が崩れることとなる。
ABEMAも心なしか安保寄りだったし・・・

格闘家としては躓いたが、ユーチューバーとしては軌道に乗りつつあった安保。長身180cmというのもあってウェルター級に転向する。
しかしウェルター級にはヤツがいた。

怪物 野杁正明
出稽古で過去にボコられた相手。年齢差2つと引退を待つのも現実的ではない。
ボディを狙われた屈辱のボディでのKO負け。

しかし安保は省みない。海人と名前の似てる海斗を含め3連勝(その内一人は野杁が判定までいったプライチュンポン・ソー.シーソムポンも含まれる)。
武尊天心の決定もお漏らしする、PURGE TOKYOへの移籍を匂わせるなどもやらかした。

2022年中か2023年の最初に野杁との対決をアピールしていた。
ただ2021年にボコボコにしたという状態で野杁が受けるというテンションでもなかったため早期実現はならず。
またスーパーウェルター級タイトルマッチが内定していたジョムトーンとの試合も実現せず安保は新生K-1グループを離脱する。
なお、弟の璃紅が反比例するかのようにスランプに陥り現役から離れていて、この時期に復帰戦を予定されてたが減量ミスでドクターストップになる珍事もあった。

ちなみにこの時期くらいでteam ALL-WINから移籍。あれ、安保が立ち上げたジムじゃなかったっけ・・・先立って新生K-1を離脱していた平本へさっそく喧嘩を売る。

次に安保が選んだ戦いの場 朝倉未来が主催するブレイキングダウンだった

相手はかつて旧K-1でピーター・アーツを破ったことのあるマルセイユの悪童シリル・アビディ(46)。ウェルター級を主戦場としていた安保と、無差別級だったアビディでは30kgくらいの体重差があるが、アビディは2007年を最後に試合をしておらず、キャリア晩年は慢性的な怪我に悩まされていてのものだった(最後の勝利は2004年3月)。

そんな勝ってもオヤジ狩り 負けても階級差という安保にとってメリットの薄い試合?だがオヤジ狩り達成。

新生K-1離脱した安保だったが、新生K-1がここにきてRISEとの交流を深めることを決める。一部でK-1離脱した安保が馬鹿みたいじゃんって言われることとなる。

5月6日 K-1MAXで大活躍し、現在はベアナックルという素手ボクシング(ラウェイと違って肘や蹴りなどは無し)にも挑戦している40歳のブアカーオとRIZINキックボクシングマッチで激突。

煽りVでK-1に戻ったら?といじられる安保。
1Rは安保ペースだったが、ブアカーオが尻上がりにペースを上げてなんとも言えない引き分け(5RだったらブアカーオがKO勝ちしてたのでは・・・?)


安保は前述のようにRISEに喧嘩売ってるのでRISE参戦は難しいと思われる。そうなるとRIZINでキックボクシングマッチを組んでもらうか、アラサーにしてMMA挑戦か、ONEを目指すかということになる。※GLORYはRISEと提携してるので難しい。

ユーチューバーとしてはともかく、格闘家安保瑠輝也は一体どこへ向かうのか・・・

ブレイキングダウンに出つつKNOCK OUTに出るんじゃないかなと個人的に思っている。ちょうど木村ミノルいるし。



支援募集中


面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。