留学記⑥ 国の格差を感じる

徐々に気持ちは落ち着いてきたと思う。
というのも今日から別のクラスにしてもらった。
前のクラスは本当にスピードも早くてレベルも高かったから必死だった。
今日のクラスは必死にならずに出来たから、様子を見て行こう。


やはり文法用語がわかっていないからつっかかってしまう。
調べて「ああこれか」と分かる。
留学センターのレッスンが本当に生かされている。ありがとうベン。


「友達がいない」にさいなまれる件も、今日話した子のおかげで「そうか、みんなそう思うんだな」という事がわかり、みんな通るのか、自分だけがこんなに焦るものでもないんだと実感。
日本人ってマウント取りたいのかな?それとも若気のいたりか?と話していて思う子がいる。ああ、また分析してる。
そんな彼らを親の目線で見ている自分もいる。
若い時ってこうだよなあ、って。自分もそうだったし。


同じクラスのタイ人の子と話した。
先週話したタイ人の子にも言われたけど「日本は申請だけでワーホリの資格取れていいね」と。
タイは25歳以下でしかもIELTSのスコアも4.5以上とかないとだめみたい。英語が全く話せない段階でワーホリに来ている日本人は、彼らには考えられないんだと思う。それだけ彼らには海外に行くというハードルが高いのだ。

街を見ていても、道路工事やお店の店員などはインド系の人がほとんど。金髪白人アイリッシュやアジア系の人は一切見ない。
掃除のみなさんもインドかインドネシア系。
なんだか人種で決まっていることがあるんだな、と思う。
入国審査も日本人はなんの確認も無く通れるし。

街中でもホームレスが多い。人種はどうかな、分からないけど。


今日は学校の近くにある幼稚園の前の公園をプラプラしていると、子どもがフェンス越しにこちらを見ていたので話しかけてみた。
What are you doing now? Oh, you have paper craft?  You made a plane? Can you do like this? Do you enjoy playing there?
ほぼ全部にYeah! で答えてくれた彼女。嬉しかったなぁ。
See you againでさよならした。
どっかでバイトか、ボランティア出来ないかな。


帰り道、歩きすぎて疲労困憊で急な坂を登っているときに通りすがりのメンズがアタシのかばんのリスバンを見て褒めてくれた。日本のバンドは知ってるかを聞いたら知らないと、でもそのリスバンいいねと言われる。
おお、海外にいる感じだね。


明日は誰と話そうかな。


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