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「実写・さんかく窓の外側は夜」感想*ネタバレ注意
マンガ原作で志尊淳くん岡田将生さん平手ちゃんがキャストで実写化された
「さんかく窓の外側は夜」を観てきたので感想を。
原作の内容はホラー×BL(ブロマンス?)×バディもの
書店で働く霊感持ち主人公・三角が自称拝み屋の冷川と出会って色々解決してく話(大まか)
自分は2.3巻までよんでいたのと口コミでまあまあの評価だったのとコロナ禍の映画界への貢献のため鑑賞
感想★★☆☆☆
ストーリー
マンガ準拠で複数の依頼を映像化しているのかと思ったけど、話は冷川の過去を主軸に展開するストーリーだった。水でカルピスを薄めたような間延びした感じがあったので二時間やるなら実写版銀魂のように普通の依頼をうけるエピを入れてもよかったのでは?と思う。
違和感①冷川が黙って三角に契約を結ばせるシーン
冷川が三角に契約書を書かせるシーン。マンガでは数回依頼をこなして少し信頼関係を築いていたから自然な流れだったけど映画ははしょられてるから信頼関係を結べていないように見えた。バディもので信頼関係築く工程すっ飛ばすのは良くない
あと肝心のホラー要素もそこまでなかったので物足りなく、BL味はほぼありませんでした。ホラーが売りなのに、なんだかホラーを織り交ぜたヒューマンドラマみたいなジャンルになってた
場面展開で一々能力発動シーンみたいなのも気になった。流れが切られる感じがしたから無理に入れなくてもよかった
設定
マンガの三角は霊にビビりつつもやるときはしっかりするやつだし、エリカも年相応の一面がある。映画ではキャラを短時間に印象づけるためか三角はナヨナヨだしエリカは魅力を活かせてなかった。エリカのお母さんは亡くなってる設定になるし教祖様はひげ生えたうさん臭いオッサンで三角とではなく冷川と関係があることに。冷川のメンタル一般人化も気になった↓↓
違和感②冷川のメンタル
冷川は幼少時代に宗教団体の教祖として崇められていたが、ある日嫌気が差しチカラを使って信者を集団自殺させた。映画では当時の記憶を失っており、終盤に思いだしたときはショックを受けて自己否定に陥ってしまう(そこを三角が助ける)
しかしマンガでは忘れてないし別に気にしてないっぽい。鬼滅でいうと童磨みたいな感じのメンタル
冷川は飄々としてるほうが合ってるよ(個人談)
キャスティングに関しては、岡田君と平手ちゃんのキャスティングはよかったが、三角はもっと骨ばった人をキャスティングしたほうがよかったのでは?志尊君もイケメンだけど違和感が爆発した。ポスター見たときはそこまで感じなかったんだけどな?あと眼鏡デカすぎもっといい眼鏡があったはず
滝藤さんは刑事役がよく似合う(ミスシャーロック履修者)
《総評》
原作好きな人は期待しないほうがいいです。各キャストのファンにとっては眼福映画だと思います。私は原作のほうが好きなのでこれからシーモア行ってきます
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