コロナエフェクトについての日経ビジネスの記事を整理してみた。(前半)

Covid-19について、日経ビジネス誌には3月23日号から「コロナショック」として取り上げられています。その後、最新の6月1日号まで「コロナエフェクト」と表現を変えつつも、それらの話題が続いています。

5月25日号「ニューノーマル:これからの世界で起きる事」までを読み返して、これまでの記事で取り上げられたキーワードを整理してみました。

4月13日号は「コロナ・エフェクト」です。

世界的なサプライチェーンの分断が主たるテーマで、都市のロックダウンや世界経済成長への危惧などを不安視する内容です。
その中では、オンライン医療や学校のIT化へ向けた取り組みなどが紹介されています。

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私が重要に感じたキーワードは「ジョブ型の雇用」「どこでもチャンス」「思考力重視の教育」という所でしょうか。

4月27日号は「雇用クライシス」という内容です。

採用減少が見込まれる業界の分析、内定取り消しや雇用に対する企業の心理状態などが主に書かれています。

2020_06_02 コロナエフェクト2

私が重要に感じたキーワードは「柔軟な組織」「レジリエンス(回復力)」「優秀な人材確保への動き」「雇用のチキンレース」というものです。

5月5-11合併号は「お店がつぶれる」です。

政府の自粛要請のなかで苦悩する経営について、「休業するのか営業するのか」というせめぎあいを取り上げています。企業と顧客のそれぞれの考え方について、先が見えない不安感と閉塞感があります。

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使命」「コロナと共存する社会」「巣ごもり消費」「非対面/非接触サービス」「アフターコロナ」などが気になったワードです。

5月18日号は「所得崩壊:年収2割減も現実に」というなかなかショッキングなテーマです。

これまでの「所得は増加計画」で進んでいた取り組みが水泡に帰しつつあるとし、政府の取り組みや企業の取り組みを解説しています。

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ベーシックインカム」「新しい教育スタイル」「移住(海外も含めて)」「コロナ治療薬」などが気になったキーワードです。


5月25日は「ニューノーマル:これから世界で起きる事」です。

新型コロナウイルスで一変した人々の生活が、これからの前提条件となる「ニューノーマル(新しい日常)」について解説しています。

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アフターコロナでは「少量購入」や「Web飲み」などの「新・食生活」や、日本の生産性向上への提言などなかなか読み応えのある内容でした。


非接触配送」「世界の多極分離」「組織の力を高める」ための「人材育成」、「テレワーク」における「コミュニケーション力」や「もっとリアル」というキーワードがありました。

これら全体を見渡し、改めて気になったキーワードを抜き出して並べてみました。

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後半はこれらのワードを整理分類してみます。



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