#015 足し算と引き算の考え方
皆さんこんにちは!
Physical Edu.代表の本田です🏋️♂️
本田の主観ですが「〇〇しなければならない!」と常に思っている Should 思考の人が非常に多いと思います。これは悪いことだから早く変えたほうがいい!と言いたいわけではなく、ただ頑張りすぎかもしれません。
基本的に “する” という選択も “しない” という選択も全て自分の選択次第です。 今回は『足し算と引き算の考え方』というテーマでお話します。
・自分は優柔不断だ
・何でもかんでもやりたくなる
・いつも何をしたらいいか分からない
というような人はぜひ何か参考にしていただけると幸いです。
① 足し算の考え方
「いついつまでに コレをしなければいけない!アレもしなければいけない!」のように「コレもアレも...」というようにどんどんタスクを足していく考え方です。た とえば僕はトレーナー・フィットネス業界の人間なので、トレーニングや栄養を例に説明してみようと思います。
まず、学校の部活動でもジムトレーニングでもダイエットでもほぼすべて足し算の考え方になってしまっています。部活動の場合、たっ た2時間弱くらいの練習時間の中で “ストレッチ、ランニング、準備運動、スキル練習、実践練習、筋トレ、 クールダウン、栄養指導” などなど一度にこれだけたくさんやっていてはそれぞれの練習の質が低下してもおかしくありません。またはダイエットや体づくりをするときも同様ですが、“タンパク質は大事!そのた めにビタミン・ミネラルも必須だし、炭水化物は抜いたらダメだし...” って追加追加の考え方ではキリがないんですよね。
いつでも足し算の考え方、足し算で物事を実施していると「結局全部じゃん!」「それで何を優先してやったらいいの?」「〇〇もやりたい!」みたいにそこに上限がありません。先日、大学の同期(SHU代表 フクダ)とZOOMで話していたときに実に秀逸な例えをしてくれました。
何でもかんでも言いたいことを1回でまとめようとすれば結局何を言いたいのか分からない。いっぱい色を重ねていって黒になるみたいな感じ(笑)
絵の具を使うときに「この色が好き!これも好き!あれも好き!」と言って何でもかんでも色を足していけばキャンバス上の作品はが真っ黒になってしまいます。真っ黒になって結局は何を書きたかったのか分からなくなるかもしれません。色(選択肢)の足し算もほどほどにしておいた方がいいということはぜひ覚えておいてください。
② 引き算の考え方
『引き算の考え方』は足し算の考え方とは選択の順序が逆になります。まずは複数ある選択肢の中から必要のないものを取り除く作業が優先です。 引き算の考え方の良さは消去法によって「必要なこと」「必要のないこと」がはっきり分かることです。
たとえば、全体で10個ある選択肢の中から必要のないものを除外できれば、そこに残ったものが今の自分に必要なものということになります。トレーニングプログラムの作成でも『アレもしたいコレもしたい!(足し算の考え方)』よりも『コレはいま必要か?(引き算の考え方)』で考えられれば、時間をロスしたり本来の自分の目的を見失ったりすることもかなり少なくなるはずです。
数ある選択肢(色)の中から、赤・オレンジ・⻩色・緑・⻩緑・⻘・水色・茶色・紫・ピンク・黑・白・金・銀などなど...を使う予定だったけど、これらをすべて使ってしまっては真っ黒になります。真っ黒になるはずだった先程のパレットから必要のない色、または優先順位の低い色を除外できれば、 気づいたときにはキャンバスにキレイな虹が出来上がっているかもしれません。
以上、『足し算と引き算の考え方』についてでした🎨
何か参考にしていただけると嬉しいですし、全く参考にし ていただかなくてもそれはそれで OK です。
そして、信じるものは自分で決めてください。
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