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#021.【アスリート向け】センスは後付け

noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。
いつもnoteをご覧いただきありがとうございます。

今回のnoteは『センス』というものについて書きます。よく耳にするセリフとして「センスがあるね!」「いいセンスしているね!」などがありますが、果たしてこれは適切な表現なのか気になります。別に言われて嫌な気なんてしませんが、「センスがないね」「センスが悪いね」なんて言われたらなんか腹立たしいはずです。そもそも良い悪いで片付いてしまって良い言葉なのでしょうか。

まずは私の回答をお伝えすると「センスとは先天的に持っているものではなくて、学習してアウトプットして後天的に現れるもの」だと思っています。もっというと、周りが勝手に認めているものとも言えるかもしれません。

たとえば、スポーツにおいて「センスがある」と決めるのは自分ではなく自分のプレーを見た第三者だということです。バスケットボールなら、ドリブルが上手いとか、シュートがめちゃくちゃ入るとか、ディフェンスが超うまいとか、第三者がその人のプレーのある一部分だけを見て評価されたものが『センス』と言われるわけです。
でもそれって、生まれつき持ち合わせていたものなのかと言われるとおそらく違うはずです。毎日毎日繰り返し練習して、努力して身につけたものが、その人のスキルです。それを誰かの目で見て、たまたま非常にうまいと感じた場面を評価されて、その人のスキルが『センス』という言葉に変わっていきます。

これらのことを考えると『センスがいい』と評価されるために我々ができることはアウトプットし続けることです。『センス』が欲しいならアウトプットするしかないのです。
なぜなら周りから一目を置かれてセンスがいいと評価される人は、並大抵じゃないインプットを経て、その半端ない量を高頻度でアウトプットし続けていると思うのです。
「僕も(私も)頑張っているんですけど、全然認めてもらえないんですよね〜」っていう人はおそらくアウトプットの量が全然足りないのです。誰かの目に止まるくらい自分自身を発信できていないのです。誰でもインプット(勉強、経験、学び etc..)はたくさん入れているのかもしれませんが、そのあとのアウトプットで差が出てくるのです。
センスを誰かから評価されたいのなら、これもまたアウトプットが必要なのです。しかも、⻑い時間(数日や数ヶ月ではなく、半年、1年、3年)それを継続して初めて認められてくるのです。 僕も文章を書くセンスはまだない(周りから認められていない)ですが、誰かの参考になると信じて発信を続けていきます。


プロフィール
- 本田 創大(SOUTA HONDA)
- 個人事業主(Physical Edu.代表)
 公式HP:https://www.sou-physicaledu.com
- S&Cコーチ/スプリントコーチ
- 長崎県島原市出身/現-京都府京都市在住

【略歴】
2020   長崎大学教育学部保健体育専攻卒業
2020   Physical Edu.開業
2020-現  Improve KYOTO 契約トレーナー
2021-現  履正社国際医療スポーツ専門学校 非常勤講師 バスケットボールコース女子 - S&Cコーチ
2021-現  京都産業大学付属高等学校 女子バスケットボール部 S&Cコーチ

【資格/免許等】
- 中学校, 高等学校教諭第一種免許状(保健体育)
- NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
- 認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS,*D)
- EXOS認定パフォーマンススペシャリスト(XPS)
- EXOS認定フィットネススペシャリスト(XFS)

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