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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2022/5/23

 きょうはワクチンの接種に聡太くんを連れて行った。
 獣医さんには先客がいて、チワワと思われるワンちゃんが注射されていたのだが、吠えもせず楽しそうにしっぽを振っていて、会計する間も大人しく飼い主さんに抱かれていた。
 わたしは吠えないチワワをたぶん初めて見た。親戚や小さいころの友達の家で飼われていたチワワはみんな吠え癖が凄まじかったからだ。飼い主のしつけ云々より血統的な問題だと思っていたのだが、いまは小型犬が流行りだから日本のチワワの絶対数が増えているのかもしれない。

 聡太くんは行き帰りの車の中でも病院の待合室でも、ずっとニャーニャーピィピィ騒いでいた。先代と違うのはキャリーバッグをどうにか脱走できないか頑張るところだ。先代のたまちゃんは、キャリーバッグに入るとじっとしていたが、聡太くんは「出せー!! ここから出せー!!」とばかりにメッシュの天井に頭をぐりぐりする。
 いざお注射、となってキャリーバッグから出ると、どうにか診察台から逃げようと頑張る。そこを母氏と押さえ込み体温を測られ、それから獣医さんが首をつかんで消毒してブスリである。

 獣医さんに噛み癖のことを聞いてみたら、「そこは個性でずっと残る子もいるし収まる子もいる」と言われた。
 聡太くんのアゴの力で全力を出して噛まれたら今でも結構痛いのだから、大きくなって癖が残ったら困る。なにか対策はないかと相談すると、
「鼻のあたりをかじり返すか大袈裟な泣き真似をする」
 というグーグルでは出てこない作戦を提案された。ので、帰ってきて早速泣くほうを試してみると、「なんだこいつ」という顔をしてかじるのをやめた。
 最近ちょっと「だめ」の意味を覚えたようなので、「だめ」と言っても効果なしならまた泣き真似をしてみようと思う。

 鳴き疲れたのか副反応かわからないが、いま聡太くんはビックリするほどグッスリ寝ている。
 聡太くんは人間の家で生まれ育ったので、人の膝で寝るし無防備なヘソ天で寝たりもする。先代のたまちゃんでは考えられないことだ。たまちゃんは野良の記憶がそうさせるのか、どんなに無防備でもヘソ天で寝ることはなかった。
 今回の画像はきのう大河ドラマを見ていたら母氏の横で寝てしまった聡太くんだ。

義経の悲劇的な最期には興味なし。


 はいかわいい。

 次のワクチンは来月だ。一発5000円の注射というのはなかなか恐ろしい。
 まあ自分も自立支援がなかったら相当な額の医療費を払っているだろうから、自分の病気を思えばかわいいもんである。
 聡太くんを元気で長生きさせるのがわたしの責務だ。

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