【今日のソウさん#11】戦争を知らない子どもが大人になった
おはようございます。8月6日です。79年前の今日、広島に原子力爆弾が落とされました。
私自身はバブル期に生まれ落ち、話でしか知らないことです。また、ルーツも和歌山と沖縄にあるらしいので、親族が関係あることでもありません。しかし、無性に心が痛くなります。戦争教育ってなんでしょうね。「こんな悲惨なことをしてはいけない!」と戦争を知らない大人が、映像や当時の資料、文献を見せながら子どもに教える。
正直、苦手でした。
布に包まれたご遺体、焼け野原になった都市、帰ることがない親を待つ小さな子……。
小学生のころ、夏休みの宿題に「戦争経験者から話を聞く」というものがありました。当時、じいちゃんが存命で徴兵されたと知り、夕食のあとにいろいろと教えてもらいました。しかし、内容を細かく覚えてないんです。
断片だけ伝えると
・突然召集令状がウチに来て訓練することになった。
・戦地へ赴く前に終戦になったが「死ぬ」と思っていた。
これだけしか思い出せないので、もう一度ちゃんと聞きたい。そうしたらもっと克明に当時の感情を受け継げたのに。
でもこれだけは言えます。
じいちゃん、戦争で死なんでくれてありがとな。あんたの息子はどうしても好きになれないけど、おかげで平和な世の中でのうのうと生かせてもらっています。
戦争の悲惨な記憶を引き継ぐのではなく、たまたま戦争時代に生きさせれてしまった人たちの生の声を聞くことで、「平和を慈しみなさいよ」と感謝することが大切なのかもしれません。
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