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ハイステ上映会(8/28)レポ/劇キューのお話

2.5次元大上映祭2022 ~ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」~ のめも/2022/8/28の2公演(”烏野、復活!”と”ゴミ捨て場の決戦”)/自分で見返したかったがためのうろ覚えレポ/最後に少しだけ劇キューの話


**このレポは2022年の大上映祭のものです。下書きに眠っていたため時間が経っていますが、ご容赦ください。**




まさか、まさか。
またリアルタイムで、演劇ハイキューに出会える日が来るなんて。


演劇ハイキュー上映会、神戸アイアに行ってきました。叶うなら全通したかったしせめて全公演分行きたかった…………

とてもとても迷って、トークショーのある回、推しの出ていた回、新旧烏野が見られる回、現地で見ることや大画面で見ることが叶わなかった回。
それをもとに、8/28の音駒回に参加してきました。
“烏野、復活!”と“ゴミ捨て場の決戦”の2公演です。

トークショーでは、近藤頌利さん、後藤健流さんのお二人が登壇されていました。
東京の陣が大好きだったおたくなので、音駒のこのお二人にお会いできるの、安心感しかなかった;;;;


感極まりすぎたりで(主にゴ決)、記憶が抜け落ちている部分が多いですが、少しでも雰囲気をお伝えできたらと思います!!
いつも通り所感多め、ざっくりふんわりレポです。

◆”烏野、復活!”

・会場で、あのハイキューの開演前の”音”が流れている。体育館……わたしはあの体育館に帰ってきた……ってもうそれだけで泣きそうになってしまった。

・本編上映後、しょりさんたけるくんが登場! お二人ともジーンズ姿、たけるくんはハイキューTシャツだった~~! (ひとのジーンズ姿というものが好きなのでもうめちゃくちゃにときめきましたありがとうございました……)

・しょりさん、指パッチンしてくれる!!!!!! 音響さんの連携もバッチリ!!!!
しょりさん「このためだけにこれ(MCの進行資料)を(たけるくんに)預けました」

・オーディションの話。
しょーりさん、最初は犬岡くんでオーディションを受けていたらしい。
犬岡→二口(まさかの)→特技披露でバレーをやる(→製作陣の目の色が変わる)→最終的に黒尾、になったそう。
たけるくんはリベロ繋がりで作並くん→夜久さんだった。めちゃくちゃ踊った、とのこと!笑

・黒尾さんの指パッチンは原作になく、あの厨二病っぽい感じ(たけるくん思いっきり「厨二病」って言ってたような……笑)がお客さんに受け入れてもらえるか不安だったとのこと。

・ウォーリーさんが稽古最終日に一人ずつ手紙をくれたそうなのですが、そこには「黒尾は帝王みたいな、人を下に見る感じで、もっとやっていい。おどおどしないでください」みたいなメッセージがあったそうな。

・烏野の個性が強かったから、音駒はどんなカラーでいこうとなった時、「まとまりだね」となったそう。稽古でも烏野が帰った後こっそり残って、音響さんに曲を流してもらい、通して自主練していた。
音駒のファミリー感を一番最初に組み立ててくれたのはなおきさん。

・このへんからなおきさんの話がつづく!笑 音駒のみんなにめちゃくちゃ愛されているの感じましたハッピー……;;

・しょりさん「たけるくんとびしんくんとなおきと……」
たけるくん「えっ待って、なんでなおきだけ呼び捨てなの????」
しょりさん「いやこれにはちゃんと理由があってね!笑 なおきは年上なんですけど、たかとも……あったかとも年上なんですけどね」
ほほえまおぶほほえまの世界

・稽古中、なおきさんがしょりさんたかとくんをすた丼に連れていってくれたそう。そこでなおきさんが「お前らが音駒の要になるんだから、2人が気を遣ってたらダメ。自分には敬語じゃなくていいし呼び捨てでいい」と言ってくれたそう。そこから、なおきさんは後輩からも先輩からもいじられまくる立ち位置に……笑
たけるくんは、「なおきもその方がやりやすかったと思うよ」っておっしゃってました。

・なおきさん、ボケ倒して上からも下からもいじられてたけど、人見知りだから烏野の前では一切ボケなかったらしい。笑
裏では架空の猫又監督をなおきさんがやってくれてたそう。

・ここから「なおきはすんごいまじめ」というエピソードいっぱい話してくれてたな〜〜!!!!

・音駒はスライディングが多いからニーが命らしいんだけど、ある時左足だけニーをつけ忘れたらしいなおきさん、舞台上でめちゃめちゃめちゃくちゃ焦ってたらしい。「膝ズルむける……」
そういう風に舞台上で誰かが焦ると、かえって周りのみんなは冷静になるみたい。

・しょりさんも、ユニ→黒シャツ→ジャージって着込みをしてたんだけど、途中で黒シャツを脱いでおかなきゃいけないのを忘れて、舞台上で脱いだことがあったって言ってました。
あとはNG集に入ってる、ジャージ掴み損ね事件とか……笑
たけるくん「あの時だけは黒尾しょうりだった」

・伊達工戦で白子をやってる間、途中で音駒として出るシーンがあるので一度白コート脱がなきゃいけないんだけど、みんな髪型がぺしゃんこになってるから、髪を立てるためだけに袖にメイクさんたちがいっぱいいたそう💄
ただ、なおきさんだけは髪立ててもらうの不要だったけど、その分フードが取れやすく、それをめちゃくちゃ気にしていたらしい。

・新幹線や飛行機の並び、しょりさんなおきさんたけるくん、ということが多くて(3年生だ!!!!!!!!)、寝たいなおきさんを挟んで、元気なしょりさんとたけるくんはおしゃべりしていたらしい。笑

・トークショー中に、舞台に関するクイズが一問。
「対音駒練習試合ではじめて使われたボールの演出は?」という問い。
答えは「光る棒ボール」。初演からあったけど、複数使ってボールの軌跡を表現するようになったのは烏野復活から。
たけるくん「あれ見るとジャンフロ思い出す」

・烏野復活の頃、本誌ではちょうど東京の陣あたりの内容をやっていて、舞台の音駒への期待値が高くなっていたとのこと。
しょりさん「2.5はある意味正解があるというか、キャラクターの成長した先を知っておけるので、その要素も入れてキャラクターを組み立てられる」とのことで、参考にしていたらしい!

・なので初日出る時はめちゃくちゃ緊張したそう。下手から研磨を呼びに来るシーン、出た瞬間に客席から声が上がってめちゃくちゃビックリしたと言ってました。なお、その後ろでずっと背中を叩きながら「大丈夫だよ」って言ってくれてたびしんさん。

・たけるくん、しょりさんと会うの1年ぶりぐらいだったらしいんだけど、新幹線の中で声枯れるぐらい喋っちゃったらしくて、今日話す内容みたいなのも話してたらしく、あまりにも話が尽きないので「誰も(お客さん)聞いてないし、いったんやめるか……笑」ってなったらしい。

・烏野復活の初日に来てた人がお客さんにいたんだけど、その方への第一声が「えっあれ観たの!? お疲れ〜〜〜〜!!」だったたけるくんめちゃくちゃいいなって思いました。観劇をお疲れって言われる舞台

・(家に帰ってからの感想です)上映会で見てあれっと思ってたシーンを見返しました。
山口くんがノヤっさんの真似した時、一人悪魔の笑いみたいに笑ってる人いるなと思って、今までずっとそれが田中先輩だと思ってたんだけど、よくよく見たらあれスガさんだったんだよな……ウワ〜〜〜〜いのさんの笑い声判別できるようになって得た気づき

◆”ゴミ捨て場の決戦”

・こちらは先にトークショーだったのですが、トークショーのED曲が「これぞバレー」だったので心が大号泣しており記憶がほぼ飛んでしまったぞ~~~~!?!? ゆるさないぞこれぞバレー。

・そして本編でもべしょべしょに泣いた。配信で泣いてたんだから、大画面劇場音響の上映会でびしょびしょに泣かないわけがなかった。

・なんかさ〜〜〜〜演劇ハイキューを追ってた時間がめちゃくちゃ青春だったから 終わらないでほしいって笑顔で叫ぶ音駒に、終わってほしくなかったけどその時間が最高でそれだけで十分だった自分の思い出を重ねてしまい 余計に泣いた

・なんかな 演劇ハイキューが好きだから、「舞台が好き」って正々堂々と名乗れない感じある だってあれは唯一無二じゃん ハイキューはハイキューじゃん原作への愛は果てしないけど原作とは別物だと思ってるし演劇ハイキューには演劇ハイキューの感動があって、舞台でもライブでもショーでもない たぶん一番近いのは“試合を見ている”感じ

(・いったん自我をおさめて、ここからは覚えている限りのレポをします)

・ゲーム画面のハイスコアの数字が音駒の初公演日(烏野復活の初日)の8けたになっているとのこと。
進化の夏の初日の数字も、どこかに入ってるって言ってたな……!

・あの急斜面で絶対にケガしたくなくて、テーピングに似た効果のあるお高い靴下を買ってほしいと、えらい人に圧かけながらお願いしに行ったしょーりさん

・今日のイベントのマチソワ間(烏野復活上映会からゴ決上映会までの間)の1時間半も、ずーーーーーっとスタッフさんも交えて当時の思い出話してたらしくて、やっぱり「誰も聞いてないのにもったいない……!!」ってなってたらしい いやほんと録音をください

・黒尾さん&研磨のグーチョキは完全オリジナルだそう。
(自分はもうどこまでが原作でどこからが舞台の話なのか曖昧になってるんだけど、ウワーーーーそうなんかーーーーーーって今さら頭かかえてました あそこずるい 大好き)

・ジャージを音駒でお揃いで買ったそう。猫又監督にも渡したとのこと。
簡単には買えないはずなんだけど、たまにお客さんに着てる人がいてびっくりするらしい。
音駒メンバーだと思って話しかけようとしたら違う人だったということも……笑

・パルクール稽古は絶対やらないって言ってやらなかったしょりさん「なんでパルクール!?」

・しょりさんはめちゃ泣いていたとのこと。
大将役のゆうくんに「お前の涙には弱い」と言わしめたらしい。なんでそんなところで泣く? みたいなところで泣いていた。

・3セット目は笑顔でやっていた。1セット目が一番きつい。
自分たちの方が先輩だけど、負けてたまるか、って感じのしょりさん

・今更撮るの恥ずかしい! ってことで、あんまり写真を撮れなかったとのこと(なにそれかわいい)
(いつもはたくさん撮りすぎて載せきれないけど、今回は「全然写真足りるな〜〜」って感じだったという話もしていた気がする)

・たけるくん、逐一客席の反応見て対話しながら進めてくれる感じがありがたかったなあ;;
あったかい空間だったよ……

・なんかね〜〜〜〜ちらちら拝見していると、今回の上映会で初めて演劇ハイキュー見た! って言ってくれてる人多いし、実際に上映会で挙手してもらったらいらっしゃったようだし、門戸を開けておく、その機会を作るって大事なんだなあと思いました……

・復活とゴ決連続で見ると、あ〜〜〜〜この各校のワードで一斉に埋め尽くされる演出、復活の時の演出をそのままやってるんだなとかわかってよかったです……意外と自分では、その二作品を続けて見ようって思わないからなあ

**

(ここから現在の話)

大好きな公演と大好きなひとたちの大好きなものについての話、絶対(自分が)読み返したくなるはずなので、発掘できて安心しました。

劇キューを観劇し――劇キューに関する特大感情はいったん後に回すのですが――ふと「そういえば去年の上映会どんな話してたっけな〜〜レポ書いたはず……」と記事を見返せどない、もしやと思って下書きの箱を覗くと、そこに当時のキラキラワクワクした輝きをたたえたまま、収まっていました。
本当に、どこにも残らないのもったいなさすぎるお話ばかりだったので、少しでも多くの演劇ハイキューファンの方に届けば嬉しいです……!



あれから1年たち、
今また、新しい舞台でのハイキューに出会うことができました。


みなさんは、どういう風に見たんでしょうか。
どんな感情があったのでしょうか。


わたしは、「これが」という思いでいっぱいです。
これが須賀くんが作りたかったハイキューなんだ、今までのことも大事にしたいしでもまた新しい人たちと新しい作品を作りたい、原作のハイキューを等身大で愛したい、と戦って考えて劇キューのみんなと一緒に作ったんだ、ということを噛み締めながら、そしてそう噛み締められる自分を嬉しく思いながら、配信を呪詛のように見返しまくっています。(呪いにするな)(日向が靴紐を結ぶ公演ビジュアル大好きなのでポスター売ってほしいなあ)

ここから、だといいなって、強く強く願います。
初日の、高いトーンの声で溢れてまだあまりある会場の空気が忘れられません。
演劇ハイキューの初演の初日も、休憩時間に客席でざわめきが起こったといいます。これが「初日」なんだって。
これが、劇団ハイキュー。繋いで、またもう一歩、踏み出した先。一人では見られない景色の先。
ここから、旗を上げていくんだなあと、黒く染め抜かれた、翼みたいな一対の旗を見て思いました。


また、彼らの成長を楽しみにする日々がやって来ると、期待してもいいですか。
その期待をこめて、こんな言葉を口にしてもいいですか。

おかえりとありがとう演劇ハイキュー、そしていってらっしゃい、劇キュー!


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