#001 和尚は逃げても寺は逃げない
エピソード
さあ、はじまりましたよ。
ついにですね。
ポッドキャストやりたいなーと思ってから、はや数年。
一念発起して、ついにはじめました。
おまえだれやねん!っていう話ですが、完全身バレNGでやってますので、そのあたりはおいおい紹介して行こうと思います。
まず番組紹介ですが番組名「和尚は逃げても寺は逃げない」です。
この番組はミッドエイジクライシスを迎えた中年のおじさんが、世界のことわざや名言を紹介しながら、日々感じる事を吐露していくという番組です。
記念すべき第一回目に、紹介したいことわざ名言は、番組のタイトルにもしている「和尚は逃げても寺は逃げない」です。
ちなみに私、お坊さんや住職ではありません。修道士でも牧師でも神父でもありません。
この「和尚は逃げても寺は逃げない」は、どうも中国のことわざみたいなんです。
この口ぶりからも分かるように、このことわざを私の座右の銘にしているとか、ずっと気に入っているといったものではないです。
私、ポッドキャスターズってアプリを使って配信を始めたんですが、結構序盤の設定で番組名を決めろってきいてくるんですね。アプリが。
で、結構悩んでしまって、どうしようかなあと思って、あんまり馴染みがなくていい感じのワードがないかなあと思って、外国のことわざだったらよいかなあと調べたんです。
何個か調べたなかで、「和尚」っていうフレーズがいいなあと思って決めました。
で、意味なんですが、、、和尚さんが逃げてしまっても、寺はあるんだから、また新しい和尚さんを迎えればいいじゃないか!ってことで「失敗しても望みはある、悲観的になり過ぎるな」という意味らしいんです。
私自分ではあまり自覚はなくて、慎重なだけで、回りがポジティブ過ぎる!と思うんですが、ネガティブだと言われる事が結構あるんですね。よく言われるシチューションは、なんの準備や調査もせずに、敵の陣地に突撃しろー!みたいな場面なんですが、「はい!突撃しますー!」って言うのは、本当にポジティブなのか?って思うんですよね。
ただ、「自称」ポジティブな人を見ると、みんな、なんか「楽」そうだなあって最近思うんです。なんで、あまり悲観的になるのも馬鹿らしくなってきたので、この「悲観的になりすぎるな、なんとかなるさって」って感じが良いなあっと思って。
この年になると「楽」にいきたいなーと思うんですよ。
あと、じつは「和尚は逃げても寺は逃げない」は、なんかもう一つの意味があるようなんですね。実際のところどちらかが正解でどちらかが間違いかもしれない。
もう一つの意味は「借金をしている人に逃げられても担保があれば安心」とか、「犯人に逃げられても根拠地を抑えておけば安心」とうニュアンスの捉え方があるようで、これがさらに転じて「人は自分がおこなった事柄の責任からは逃れられない」という意味として解釈されている人もいるようです。
これって興味深いですよね。
檀家サイドから見れば「安心。大丈夫」って意味になって、和尚サイドから見れば「けっして逃れられない。安心できない」って意味になるんですよね。
深ヨミかもしれませんが、このことわざって、なにも否がないの立場の人には励ましになって、後ろめたい事がある人には呪いになるように作られているのかもしれません。
少し調べてみましたが、出典元等が分からなかったので、どなたか中国や中国語に詳しい方がいらっしゃれば情報をいただければありがたいです。
勘の良い方なら、もう気が付かれたと思いますが、番組のコンセプト「世界のことわざや名言を紹介しながら、日々感じる事を吐露していく」っていうのは、後付なんですねー。
日本一のポッドキャスターの樋口聖典さんが、ポッドキャストで大事なのは、続けていく事だって言われていたんですよね。
1人語りでフリートークだと、マンネリしてしまうし、続けて喋れるような一貫したテーマで、人様におおっぴらに配信できるようなものもないし、どうしようかなあと悩んでいたら、「ことわざ」いいじゃないですか、世界のことわざや名言まで入れれば数は無数にあるし、ちょっとした知的探求心も満たせますよね。
で、やっぱり「芸術というのは制約から生まれる」。
↑これ、すごい男前な顔で言ってますよ。
「芸術というのは制約から生まれる」ので、「世界のことわざや名言を毎回1つ紹介する」という足枷を自分に課して、ポッドキャストという芸術と向かい合う。
ちょっとふざけすぎましたかねー
最後に、ポッドキャストを始めるにあたって、あとおしをしていただいた方々を概要欄に紹介しておきます。
なんの力もありませんが、私もその方達の活動の後押しができれば良いなあと考えています。
いつかコラボやゲスト出演とかができれば嬉しいですね。
では、バイバーイ
エピソードのメタ情報
「和尚は逃げても寺は逃げない」の記念すべき第一回の台本です。
配信日は2024/03/17でした。半年以上前ですね。
最初は凄く緊張したし、そもそも自分の声が嫌いだったんですが、今はちょっと気にいってます。
お耳がお暇なら、このエピソードも聴いてみてください。
「和尚は逃げても寺は逃げない」はポッドキャストで配信していて以下プラットフォームで聴取可能です。
このnoteを見て興味を持たれた方は音声の方でも聴いて見ていただけるとありがたいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?