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'19 南米旅行 #19 モアイ像

昨夜は星空を楽しみにしていたが、それどころか雨。テントの雨音はテンションが下がる。晴れろーと祈りながらいつの間にか寝ていた。曇っているが、昨日よりはいい。

アフ・トンガリキ
アフ・トンガリキ

モアイ像、結局のところなぜ作られたのかはわからないし誰を模した物かもわからない。儀式、宇宙人、娯楽のため?住民の消滅も、結局わからない。気候変動、人口爆発、疫病。色々本では書かれている。でも、全て推測にすぎない。

モアイ像あらためてみると、彫りが深くやや面長。明らかにアジア系ではない。彫りが深いところはポリネシアンかと思うが、ポリネシアンはこんなに面長ではないな。意外とアフリカ系だったりと想像をめぐらしてしまう。埴輪やナスカの地上絵よりは十分人間だ。

作りかけモアイ、海向きモアイ、帽子モアイ、何体ものモアイ像を見てると現代アートかなとも思う。

日本のでっかい大仏さんは疫病退散のために作られたと聞く。現代人の自分には「?」そんなウソみたいな理由であんなにでかい、意味のないものつくるの!と思ってしまう。でも、当時は真面目に疫病退散になるとその世の最高級の知識人達が思っていたんだろう。もし、書物も伝承もなくなった未来の人が見たら、あの大仏さんも疑問だらけの像。間違っても、疫病退散の為につくられたという答えにはたどり着かないと思う。

そこまで考えると、モアイに深い意味などない単なる当時の町内会対抗彫刻対決だったのかもしれないと思ってしまう。モアイ像は見れば見るほど不思議で、謎は謎のままで面白く、ペルーでも思ったことだが、宇宙人と関係があって欲しいと思う。そのほうが夢がある。


Ahu Tahai

Ahu Tahai でモアイと夕焼けをみたいなとおもい(天気悪くおひさんでてこず)ながら暗くなるまで、ぼー--っとしていた。

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