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25. 中原淳・金井壽宏『リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する』 後編

 『リフレクティブ・マネジャー』をようやく読了した。

 半分まで読んでから、読了まではさらに1週間を要した。新書ながら、実に読みごたえのある1冊だった。

 後半は、マネジャーの「学び」に対する企業のありかたや責任にスポットライトがあたる。いわゆる、研修だ。

 これまで、サラリーマンとして必要な物事はだいたい自分で学んできた。会社にその機会やきっかけを望んでいなかった。中途で入社したからか、きっちり育てる的な研修プログラムとは無縁だった。階層がランクアップするタイミングが海外駐在の時期と重なっていたからか、マネジメントの研修も受けていない。だから、こうして読書でインプットを重ねている。
 学びとはそういうものだと思っていたが、本書で示される企業「外」人材育成という概念を知り、まだまだ世界は広いのだと痛感した。

 前半で述べられているイマドキのマネージャー論と後半の会社の外での学び。どちらもとにかく新鮮だった。この本、再読の価値あり。

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