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7. 永田豊志『たった15分で話がまとまる 図解思考の会議』

 リモートワークが増えれば増えるほど、ホワイトボードとの距離が遠ざかっていく。

 普段のオンラインの会議の主戦場はTeamsで、どうやらホワイトボードの機能はあるらしいが、誰も使っていない。そして、投影するのはだいたいExcelかメモ帳。そのワークシートを誰もが同時に編集できるようにするという双方向のコミュニケーションを重視する主催者であればまだしも、たいていは発表者が手元でExcelをいじる模様を投影するのみ。もちろん、話しているあいだはExcelは微動だにしない。

 とにかく、ホワイトボードが懐かしい。そこで、以前インプットしたはずの図解思考をふりかえってみる。

 会議に出席している全員が貢献できる会議、それが理想形。コストだけを考えたら最少人数が理想かもしれないが、最大人数で最大の成果を出せるのであれば、それはそれでいい。
 あるいは、成果は同じだとしても、その場の参加者がハッピーになり、さらにはモチベーションを向上してもらえれば、それもそれで成果。最近はつとにそう思う。

 だったら、成果成果とこだわらず、みんなが楽しめればいい。そんなハッピーファシリテーターになりたいけれど、根暗なぼくがその任務を全うできるのか。

 できるできないはともかく、ビジネス書を乱読するなかで、どことなく向かうべき方向、解決の糸口は見えてきたのかもしれない。

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